乃木坂46・星野みなみ「みんなが好きだからがんばれた」 涙と笑顔あふれた卒業セレモニー
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メンバーから星野へ思いを伝える場面では、4期生の掛橋沙耶香、3期生の向井、2期生の北野日奈子、1期生の樋口が思いを伝えた。
向井は涙ながらに「何年か前に『私が選抜に入るまで待っていてください』って言ったら、みなみさんは『がんばってね』とか『待ってるね』とかじゃなくて『え〜? 早くね』って言ってくれたんです。でもそれが私の気張っていた心をすごく救ってくれるものでした」と回顧。「その夢は間に合わなくて叶わなかったけど、今日2人で立てたステージはそれ以上に本当に幸せな時間でした」と声を震わせた。最後に向井が「みなみちゃん」と呼ぶと、星野は「やっと呼んだ!『みなみちゃん』って」と喜び「『みなみちゃんのおかげで(乃木坂に)入りました』って言われるのが夢だったから、葉月がその夢を叶えてくれた」と笑った。
樋口は、選抜とアンダーで一緒に仕事に行ったときの思い出を挙げ「当時は選抜のメンバーがすごく知られていたから、スタッフさんにアンダーメンバーである私たちが乃木坂ってわかってもらえなかった。そのときに、みなみが自分のことのように『この子たちも乃木坂なんですけど』って言ってくれたのがすごく心に残っていて」と涙ながらに振り返り「『どんなことがあっても、私はこの人の味方でいたいな』ってその瞬間に思いました」とコメント。「本当に思い返すと、つらいときにはみなみがいつも明るく側にいてくれた。乃木坂のメンバーとして出会ったけど、これからは親友としてまた明日から始まると思うと、不思議ですけど楽しみです」と言葉を贈り、抱き合った。
秋元も、自分が休業して復帰したときに最初に話しかけてくれたのは星野だったと明かし「みなみの優しさに救われた人はすごいいたと思う」と涙。星野は「みんなが優しいから優しくなれたし、みんなが好きだからがんばれた。それだけでがんばれた。みんな大好きだよ。ありがとう」と感謝を伝えた。
最後に「あらかじめ語られるロマンス」を歌い上げると、星野は「10年間すごく楽しかったし、本当にやり切りました」と目を潤ませながらも笑顔。会場のファンが「10年間可愛いをありがとう」というメッセージを掲げると、星野は何度も感謝を伝え「うれしい。大満足です。本当にうれしい気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」とステージを後にした。
乃木坂46「星野みなみ 卒業セレモニー」のセットリストは以下の通り。
OVERTURE
M1:ぐるぐるカーテン
M2:指望遠鏡
M3:失いたくないから
M4:シャキイズム
M5:ロマンティックいか焼き
M6:Am I Loving?
M7:無口なライオン
M8:Threefold choice
M9:制服を脱いでサヨナラを・・・
M10:全部 夢のまま
M11:そんなバカな・・・
M12:おいでシャンプー
EN1:初恋の人を今でも
EN2:あらかじめ語られるロマンス