『とんび』北村匠海が語る“アキラ”の大切な家族の紹介動画3種&場面写真解禁
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俳優の阿部寛が主演を務め、北村匠海と親子役を演じる映画『とんび』より、北村演じる息子アキラの成長を捉えた場面写真と、北村がナレーションを担当したキャラクター紹介動画3種が解禁された。
【動画】北村匠海がナレーションする映画『とんび』キャラクター紹介動画・アキラ編
本作は、これまでに2度テレビドラマ化され、時代を超えて愛され続ける親子の絆を描いた重松清の名作『とんび』初の映画化。『64 ‐ロクヨン‐』『糸』など、多くのヒット作を手掛ける瀬々敬久が監督を務める。
主人公の破天荒ながら愛すべき父・ヤス役を阿部、ヤスの息子・アキラ役は北村が演じる。そのほか、ヤスの姉貴分でアキラを我が子のように可愛いがる小料理屋「夕なぎ」の女将・たえ子役に薬師丸ひろ子。出版社に勤める編集者でアキラの婚約者・由美役に杏。ヤスの幼なじみで薬師院の跡取り息子・照雲役に安田顕。照雲の妻・幸恵役に大島優子。ヤスの妻でアキラの母・美佐子役に麻生久美子。さらに、濱田岳、宇梶剛士、田中哲司、豊原功補、嶋田久作、村上淳、尾美としのり、麿赤兒、吉岡睦雄、宇野祥平、木竜麻生ら豪華俳優陣が集結し、笑いあり涙ありの感動ドラマをオールスターキャストで紡ぎだす。
幼い頃に母を亡くし、父・ヤス(阿部)に不器用ながらも男手一つで懸命に育てられ、また町の人々からもまるで“家族”のように、大きな愛情を受けていたアキラ(北村)。そして昭和55年、高校3年生になったアキラは見事東京の大学に合格し、父のもとを離れることに。アキラが旅立つ日の朝、ヤスは「一人前になるまでは二度と帰ってくるな!」と強がる一方で、どうしようもない寂しさを隠せないでいた。
今回解禁されたのは、そんなアキラの成長の記録を捉えた場面写真。高校時代や、上京して少しずつ東京に馴染んでゆく様子のほか、自身も父親となり息子を温かい眼差しで見つめる姿まで収めている。
本作で、青年時代から父親になるまでのアキラを演じた北村は「“家族”という存在は、時代が変わっても変わらないものです。その形は色々あるけど、この映画で描かれている親子の話は、きっといつまでも誰かに届くとおもいます」と語る。そして、「この時代だからこそ、人と人との繋がりを伝えられる映画となっています。映画館で見て、温かい前向きな気持ちになって頂きたいし、この映画が家族に連絡をするきっかけになってくれたら嬉しいです」とメッセージを寄せている。
また場面写真と合わせて、北村がナレーションを担当したキャラクター紹介動画3種「息子:アキラ編」「父:ヤス編」「アキラの家族編」も解禁。それぞれのキャラクターの魅力を“アキラ目線”で伝える、温かい雰囲気の映像となっている。
「息子:アキラ編」は、「ナイーブだけど、芯の通った男です。20歳を迎えたアキラが知ったのは、母の死の真相と父の優しい嘘。新しい家族もでき、家族の絆の物語は未来へ繋がっていきます」。「父:ヤス編」は、「喧嘩っ早くて、酒好き。まっすぐで陽気な町の名物男。男手一つでアキラを育て上げることができたのは、たくさんの仲間が本当の家族のように支えてくれたから。ケンカもしたし怒られることもあったけれど、いつもめいっぱいの愛情をくれた父に、アキラは『ありがとう』を伝えられるのだろうか」などと紹介。
「アキラの家族編」は、母の美佐子(麻生)について「亡くなってからも、そのぬくもりはアキラの中に残っています」と語るところから始まり、海雲和尚(麿赤兒)は「深い愛で見守ってくれた。小さな背中を温めてくれました」、たえ子(薬師丸)は「我が子のように育ててくれた」、照雲(安田)と幸恵(大島)の夫婦は「いつも明るく支えてくれる」と紹介し、最後は「みんなの愛で、アキラは大人になりました」と締めくくっている。
映画『とんび』は4月8日より全国公開。