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具志堅用高、復帰50周年の故郷・沖縄を思う 返還前は「1000円の価値が分からなかった」

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5月15日放送の『ABEMA的ニュースショー』より
5月15日放送の『ABEMA的ニュースショー』より(C)AbemaTV,Inc.

 元プロボクサーの具志堅用高が、15日放送の『ABEMA的ニュースショー』(ABEMA/毎週日曜12時)にVTR出演。この日、日本に復帰して50年を迎えた故郷・沖縄について思いを語った。

【写真】具志堅用高のケヴィン・コスナーなりきりポスター

 5月15日の放送では、この日に沖縄が日本に復帰してから50周年を迎えたことにちなんで、「沖縄返還」について特集。沖縄返還から4年後となる1976年にWBA世界ライトフライ級の世界チャンピオンとなった元プロボクサーの具志堅用高はVTR出演し、当時の様子を振り返った。

 具志堅は「本州で開催されるインターハイに行くため、当時の沖縄の通貨であった米国ドルを日本円に両替した。両替したら1000円札があって、それがどういう価値があるのか分からなかった」と明かした。

 また、沖縄出身者初のボクシング世界チャンピオンに輝き、沖縄で凱旋パレードを行った具志堅は、当時の心境を「まさか大勢の人が集まるような風景になるとは思っていなかった。想像がつかなかった」としみじみと語った。

 続けて、「パレードに詰めかけた人に『用高、ありがとう!』と言われた。普通は『おめでとう』って言われるから、その時は意味が分からなくて…」と語った具志堅は、その言葉の意味を「先輩たちは大変な苦労をした。私の1年先輩は本州に行くためにパスポートが必要だった。そして、沖縄出身者は本州でアパートを借りたりすることができなかったり、会社の同僚が『沖縄出身だから』と話しかけにくる人がいなかったと聞いている」と解説し、自身の成し遂げた沖縄県民初の快挙が、苦しい時代を過ごした沖縄の人々に勇気を与えたことを説明した。

 このVTRを見た番組MCを務める千原ジュニアは「具志堅さんはいまだに破られていない13回の防衛を果たすなど、ボクシングのとんでもない記録を持っている人。よくバラエティ番組に出演されているので、“面白いおっちゃん”としてみんな扱うけど、俺みたいなボクシング好きからしたら“伝説の人”。俺、バラエティでは具志堅さんの良いところを一切引き出せない(笑)」と語っていた。

 『ABEMA的ニュースショー』はABEMAにて毎週日曜12時放送。

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