『クロステイル』鈴鹿央士を支えた出演陣がクランクアップ 堀田真由「絆ができていく瞬間も感じた」
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■堀田真由
Q.一番思い出に残ったシーンは?
朋香がメインの回だった第2話ですね。視聴者に朋香の“ちょっと変わった性格”を見せるのが、すごく難しかった点です。衣装やメイクを毎回変えることで彼女の掴みどころのなさが表現でき、「かわいい!」といった視聴者からの声もいただけて、毎回スタッフの皆さんと「どうする?」と悩みながら作った甲斐がありました!
Q.クラスメイトについて。
7人という人数がすごく居心地が良く、年齢はバラバラでしたが脚本家の八津弘幸さんが作ってくださったキャラクターがきちんとあって、そこから徐々に仲が深まり、絆ができていく瞬間も感じることができました。「全10話あっても良かったのに」と思うぐらい、もっとみんなと居たいので続編をぜひ! でも、先生役はセリフが多いのでちょっと嫌です~(笑)。
Q.撮影中、苦労した点は?
セリフを話すにあたり、監督から「後ろにジャズが流れているのをイメージしてください」と言われていたのですが、本当にスピーディーな作品で、自分が思うよりもかなり早く喋らないといけなくて。加えて、探偵用語といった普段使わない言葉もあったので、その点も難しかったですね。ちゃんと言い切れた時は「やり切った!」という達成感もあり「やっぱりお芝居は楽しい」と思えた作品です。朋香みたいな個性的な役はなかなか出会えないですね。
Q.視聴者へのメッセージをお願いします。
放送前のインタビューで「私自身は朋香と違って人のことをそんなに知りたいとは思わない」と言いましたが、朋香役を通じて心境の変化がありました。第2話で登場した匡のセリフ『相手のことを知りたいって思うのは、そんな悪いことじゃないよ』というのが印象的で「確かにそうだな」と思えて来て。私はこの作品から「相手のことを知って、辛い部分もあるけど良い部分もある」というメッセージを受け取りました。残り2話、みなさんにどんなメッセージが届くのか楽しみです!