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橋本環奈「今までで一番動いた作品」 映画『バイオレンスアクション』現場レポート

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映画『バイオレンスアクション』メイキング写真
映画『バイオレンスアクション』メイキング写真(C)浅井蓮次・沢田 新・小学館/『バイオレンスアクション』製作委員会

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橋本環奈

鈴鹿央士

馬場ふみか

岡村隆史

くっきー!

瑠東東一郎

 女優の橋本環奈が主演を務める映画『バイオレンスアクション』より、派手さと楽しさを兼ね備えた本格アクションシーンの撮影秘話を収めた現場リポートが到着。併せてメイキングカットも公開された。

【写真】橋本環奈が本格的アクションにシーンに挑戦! 映画『バイオレンスアクション』メイキングカット

 浅井蓮次と沢田新による同名人気漫画(小学館「やわらかスピリッツ」連載中)を実写化する本作は、ピンクのショートボブでゆるふわな雰囲気の女の子・菊野ケイが日商簿記検定2級取得を目指し専門学校に通いながら、アルバイトをする日常を描く。ただし、そのバイト先は指名制の殺し屋で、ケイはナンバーワン指名の実力を持つ超すご腕の殺し屋(ヒットガール)。どんな相手にも臆せずバイトとしてターゲット撃破を完遂し、バイトが終われば「おつかれさまー」とさっそうと現場を後にする。そんなゆるふわ最強ヒットガール・菊野ケイに史上最悪の依頼が舞い込んでくる―。

 登場キャラクターたちが次々にスリリングなアクションを見せつける本作では、『進撃の巨人』、『銀魂』シリーズ、『シン・ウルトラマン』など話題作のアクション監督を務めた田渕景也率いるスタントチームGocooがアクション面を支え、田渕とアクションコーディネーターの遊木康剛が中心となり、俳優陣をサポートした。「原作はリアルなアクションですが、映画としてエンタメ寄りのアクションを作りました」と遊木が語るように、派手さ、楽しさが重視されたアクションシーンは、数々の作品でアクションを経験してきた橋本でも、「今までで一番動いた作品」と断言するほど過酷な撮影となった。

 1月にクランクインした本作。序盤に撮影したのは、ケイ(橋本)、同級生・渡辺(鈴鹿央士)、店長(馬場ふみか)、ヅラさん(岡村隆史)の“ぷるるん天然娘特急便”チームと、くっきー!演じる大男とのラーメン屋でのバトルで、ワイヤーをつけた橋本が壁を使って高い位置まで駆け上がり、その反動で思い切り大男を蹴るシーンだ。橋本は練習しながら動きを頭に入れ、キックの瞬間の足の形まで細かく確認。そして本番では、顔ギリギリで空中を蹴るというプラン通りの動きを見せ、くっきー!が思わず「本当に蹴られるかと思った…」と顔面蒼白になったほどの高いアクション技術を披露した。

 その2日後、作品冒頭で繰り広げられるラブホテルでのアクションシーン。スタジオ内に作られたセットには、ヤクザ風のアクション俳優たちがズラリ。現場には活気と緊張感が充満している。銃の扱いを練習してきた橋本も、銃の撃ち方、どこで何発撃つか、目標地点などを再確認。そしてファーストカット。3発を撃った橋本は、衝撃に動じることもなく芝居を続けていく。そんな高度な演技が求められる撮影について、橋本は「ケイのアクションって実はすごく細かいんです。相手の武器を奪ったり、力を入れずに手首を回転させたり。ハイレベルなアクションでした」と振り返った。

 続いてのシーンは、ワイヤー1本で腰をつられた橋本が、横向きのまま回転して銃を撃ちまくる、華麗にして難易度の高いガンアクションだ。いざワイヤーでつられ、撮影スタート。すぐにOKが出たものの、「これはキツイ…」と本音を吐露。しかし休むことなく、回転しながら二丁拳銃で見せる動きを、直前まで念入りに練習。カットごとにOKを出し続け、しっかりと期待に応えた。

 瑠東東一郎監督が「昔からアクション映画が好きだったので、本格的なアクション映画を作れて嬉しい」と言うだけあり、数多くのアクションシーンを取り入れつつ、監督の得意なコメディ要素もふんだんに盛り込まれた本作。そのアクションとコメディの絶妙なバランスも見どころの一つとなっている。

 映画『バイオレンスアクション』は、8月19日より全国公開。

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