乃木坂46、4期生ライブで“16人の絆”「大好きな子の気持ちも背負って」
乃木坂46のデビュー11周年を祝うバースデーライブ「乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY3公演が2月24日、横浜アリーナで開催された。22日から5日間にわたり同会場で展開される今回のバースデーライブ。3日目は4期生の単独ライブとして実施された。フレッシュさ満載の5期生からバトンを受け取った4期生がどんなステージを見せるのか、多くのファンがその内容に注目したことだろう。本稿では、オフィシャルレポートをお届けする。
【写真】休業中の掛橋沙耶香の映像も 「乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY3ライブフォト(10枚)
「4番目の光を探しに行こう」という4期生楽曲「4番目の光」の一節を用いた映像演出とともに幕を開けた4期生ライブは、遠藤さくらがセンターを務める「夜明けまで強がらなくてもいい」「ごめんねFingers crossed」の連発で、冒頭から加速をかける。堂々とした佇まいと情熱的な表情とパフォーマンスで、早くも観る者すべてを圧倒。そこから賀喜遥香がセンターを担当する「君に叱られた」「好きというのはロックだぜ!」が立て続けに披露されると、会場の空気が一変。メンバーから放たれるピースフルなオーラと、賀喜の「今日は最高の1日に、みんなでするぞ!」という煽りで、ライブは早くもクライマックスのような盛り上がりを見せた。
最初のMCでは、昨年5月の「10th YEAR BIRTHDAY LIVE」以来のライブ参加となる早川聖来が「2つの意味を込めて言わせてください。皆さん、ただいま!」と客席に語りかけると、ファンからの温かい拍手に涙する場面も。また、乃木坂46に加入して初めての“声出し”OKな期別ライブを前にした佐藤璃果は「メンバー16人、大好きな子の気持ちも背負って頑張ります」と、休業中の掛橋沙耶香を含めた16人でステージに臨む姿勢をあらわにした。
その後、スクリーンに2018年夏の坂道合同オーディション時の映像上映に続いて、4期生の歴史を振り返る形でメンバー1人ひとりがセンターを務めていく。まずは清宮レイが中心に立ち、グループへの憧れを口にしながら「君の名は希望」をパフォーマンス。先輩たちが当時着用した衣装を身にまとった彼女たちは、感情を強く打ち出しながらこの名曲をしなやかに表現。続く「シンクロニシティ」では松尾美佑がオリジナルセンターの白石麻衣にも負けないエモーショナルなダンスを披露し、「きっかけ」では林瑠奈が伸びやかな歌声とともに感動的な瞬間を作り上げた。