“恋する”吉永小百合、大泉洋と永野芽郁が絶賛「本当にかわいらしくて」
関連 :
女優の吉永小百合と俳優の大泉洋が15日、都内にて開催された映画『こんにちは、母さん』完成報告会見に、永野芽郁、寺尾聰、宮藤官九郎、YOU、枝元萌、山田洋次監督と共に出席。劇中で恋する役を演じた吉永を、大泉と永野が「かわいらしい」と絶賛した。
【写真】大泉洋&永野芽郁が「かわいい」と絶賛の吉永小百合
山田監督にとって90本目の監督作となる『こんにちは、母さん』。日本を代表する劇作家のひとりで、演出家としても数々の名優と舞台を創ってきた永井愛の人気戯曲を原作に、東京の下町で令和を生きる、等身大の家族を描く。
大泉演じる昭夫の母・福江を演じる吉永だが、原作とは異なり、孫のいる“おばあさん役”を山田監督から提案されたという。吉永は「『おばあさんというのはどうですか』と聞かれて、その時は『もちろんです』と言ってしまったんですけど、後で『ちょっと私早まったかな』とか思ったりして」と本音を吐露。続けて、「でも、私の年代はもう皆さんおばあちゃんになって、たまたま私に子どもがいなかったからこういう形なんですけれども、『そうなんだ』と自分で言い聞かせてやるようにしました」と語った。
息子を演じた大泉は「小百合さんと過ごした時間は素敵だった。今回の小百合さんの役は恋をなさるわけですけども、僕の母親という年でありながら恋をする小百合さんが本当にかわいらしくて」と吉永との撮影を回顧。福江の孫・舞役の永野は、吉永を見て「背中がすごく温かくて、そしてかわいらしくて。いつか私もこんな女優さんになりたいなと密かに思いながら過ごしました」と目を輝かせていた。
撮影現場で大泉の“ぼやき”はあったかという質問には、大泉が「一切ぼやいていません。おそろしいこと言いますね。ぼやくなんてとんでもないです、この現場で。常に大感動してました」と即答。宮藤が「ずっとぼやいてましたよ」と明かしたが、大泉は「ぼやいていません」と重ねて否定し、「宮藤さんはぼやいてましたよ」とやり返していた。
映画『こんにちは、母さん』は、9月1日より全国公開。