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“千尋”橋本環奈&上白石萌音がロンドンへ! 舞台『千と千尋の神隠し』、2024年に初の海外公演決定&国内ツアーも!

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 橋本環奈と上白石萌音がダブルキャストで主演を務める舞台『千と千尋の神隠し』が、2024年4~7月まで、ロンドン・ウェストエンドで初の海外公演を行うことが決定した。ロンドン公演の劇場は、約2300席の客席数を誇るウェストエンド最大級の劇場、ロンドン・コロシアム。日本人キャストによる日本語での海外上演としては演劇史上最大規模、東宝主催公演としても史上初の試みとなる。また、同年4~6月まで名古屋・福岡・大阪・札幌の4都市をめぐる国内ツアーも決まった。

【写真】舞台『千と千尋の神隠し』初の海外公演が行われるロンドン・コロシアム

 宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』は、2001年の封切り以降、爆発的な大ヒットとなり、2003年には米国アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞を受賞。日本での公開から18年が経った2019年には中国で初めて公開され大きな話題となるなど、その壮大かつ独創的な世界観が日本のみならず世界中で愛され続けてきた。

 その世界的名作を原作にした舞台『千と千尋の神隠し』の世界初演は東宝創立90周年記念作品として2022年、2月28日のプレビュー公演で開幕。『レ・ミゼラブル』オリジナル版の潤色・演出を担い、『ナイツ・テイル ‐騎士物語‐』や『ダディ・ロング・レッグズ』など演劇史に残る名作を生み出してきた英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアードが翻案・演出を手掛け、日本の5大都市劇場、東京・帝国劇場、大阪・梅田芸術劇場メインホール、福岡・博多座、北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru、名古屋・御園座で計102回の長期公演を達成。公演中の5月には上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞に輝いた。

 主演の千尋は初演に引き続き橋本環奈と上白石萌音が続投。また日英米のクリエイティブスタッフの陣営も続投し、日本生まれのカンパニーが再び日本全国、そして初の海外公演としてロンドン・ウェストエンドでの上演を果たす。

 橋本は「ロンドンで千尋を演じるなんて、矜持をもって臨みたいと思います。今までは、日本人の方に日本語の言葉で届けてきたわけですけれど、ロンドンではそれをどう伝えるのか…、もっと伝わりやすくしなくてはいけないのか…、私達の表現も変わりそうです。楽しみでありつつ、今から稽古の心配をしています(笑)」とコメント。

 上白石は「日本語で演じられる、日本でやった形そのままに持っていけることはすごく名誉なことで、日本のお客様に楽しんでいただけたものが、ロンドンの方にどう届くのか楽しみですし、とても幸せで光栄なことだと思っております。国内の全国ツアーと共に、4月から7月まで、ロンドン・ウェストエンドで、2ヵ国同時上演をいたします。ぜひ千尋に会いに来てください!」と言葉を寄せた。

 東宝演劇の海外上演は、これまでも多数あるが、主に現地のプロダクションへ上演権をライセンスする、現地キャスト・現地語上演の形で行ってきた。このたびのように、日本上演時のプロダクションが、海外において日本語による演劇を、3ヵ月間にわたり上演することは、東宝としても初挑戦、日本の演劇界としてもほとんど類を見ない試みとなる。

 また、国内においても、2024年3月の帝劇公演を皮切りに全国ツアーも決定。4月に名古屋・御園座、4~5月に福岡・博多座、5~6月に大阪・梅田芸術劇場メインホール、6月に札幌・札幌文化芸術劇場 hitaruで上演される。

 本日よりロンドン・コロシアム公演チケットの先行販売のエントリーを受付中。2024年ロンドン公演・2024年日本全国ツアー公演のキャスト詳細は追って発表される。

 舞台『千と千尋の神隠し』は、8月13~26日に名古屋・御園座で上演。2024年は3月に東京・帝国劇場、4~7月にロンドン・コロシアム、4月に名古屋・御園座、4~5月に福岡・博多座、5~6月に大阪・梅田芸術劇場メインホール、6月に北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruにて上演。

 橋本、上白石や、鈴木敏夫ら関係者のコメント全文は以下の通り。

※宮崎駿の「崎」は「たつさき」が正式表記

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<コメント全文>

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