森崎ウィン、原菜乃華らが大河ドラマ初出演! 『どうする家康』天下取りの新たな仲間“徳川勢”キャスト発表
<コメント全文>
■松本若菜
――演じる人物の印象はいかがですか。
私の印象としては、強くて家康に深い愛情を持っている女性です。家康亡き後も後継人を任されるほど、家康そして徳川家からの信頼が厚く才覚があるところにフォーカスが当たりがちですが、それだけではなく、家康を側室として支えた阿茶局の多彩な表情を深い想いで演じたいと思っています。
――歴史ファンの間で、阿茶は人気のある女性の一人です。松本さんご自身が、これまで阿茶に対してお持ちになっていたイメージがありましたら教えてください。
今でも語り継がれるほどの魅力の多い女性で、歴史好きの方に人気があることは私の周りからも耳にします。当時も憧れを持つ人は多かったのかもしれませんね。はっきりとした男性社会の中で、家康と戦を共にするほど信頼があり、地頭の良さを持ち、側室であり側近でもある当時には珍しい、今で言うところのバリキャリな女性というイメージです。
――大河への初出演は、3年前の「麒麟がくる」でした。撮影で記憶に残っていること、思い出に残っていることはありますか?
「麒麟がくる」では、初の大河ドラマということもあり、嬉しさと緊張が入り混じった感覚の中、於大の方についてたくさん調べ撮影に臨んだのを覚えています。兎に角、家族が私以上に大喜びしてくれたのが、とても嬉しかったです。
――古沢作品の魅力をどんなところに感じますか? また、『どうする家康』に関して楽しみにしていることがあればお願いいたします。
古沢さんの作品は、どれも中毒性の高いものが多い気がします。現に私もその1人で、点と点が線になっていく過程がとても好きです。今作品では、甲本雅裕さん演じる夏目広次の伏線が回収されたときの震えと感動を思い出すと、何度でも観返したくなります。やはり中毒性が高いです(笑)。阿茶局の側室と側近の両方を演じられることが嬉しく、とても楽しみにしています。
――家康役の松本潤さんとのシーンが多くなるかと思いますが、お芝居をしてみて感じたことや、今後楽しみにされていることがあれば教えてください。
現場ではスタッフさんも演者さんも、松本さんを愛称で“殿”と呼んでおられ、実際に対峙させていただいたら本当に殿に相応しい出立ちで、とても心強く感じました。
オンエア(放送)で見ていた「どうする家康」とクランクインのときの「どうする家康」の時差がかなりあり、背景やキャラクターの強さや想いが全くの別物になっていました。そのギャップを埋めるのに、たくさんの映像や資料を見て、自分のイメージと現場の温度感を擦り合わせていく作業がとても楽しくやりがいを感じております。
松本潤さんと私(松本若菜)のように、出演者で同じ姓の方が何人もいらっしゃいます。何人いるかクレジットで探してみるといった裏の楽しみ方もありますよ(笑)。阿茶局として精一杯生きたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。