ダニエル・ラドクリフ、亡くなったダンブルドア俳優との思い出をシェア
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「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフが、ダンブルドア役で、先日亡くなったマイケル・ガンボンさんとの思い出を語った。
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10月2日(現地時間)に開催されたVarietyのイベントBusiness of Broadway Breakfastに、現在オフブロードウェイの舞台『Merrily We Roll Along(原題)』に出演しているダニエルが登場し、先月末に82歳でこの世を去ったガンボンさんとの思い出を語った。
「マイケルの最高なところは、演技について語り合うような俳優ではなかったというところです」「彼が真に情熱を傾けていたのは、19世紀にイタリアで決闘に使われたピストルを復元することでした」と明かした。
ガンボンさんの演技のアプローチ法について触れ、「彼は自分が楽しんでいるときこそ、ベストな結果が出せると知っていました。スイッチを切り替える才能で、彼の右に出る者はいません」と評した。
「ハリー・ポッター」シリーズには、リチャード・ハリスの急逝を受けて第3弾『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』から出演したガンボンさんだが、舞台俳優として、ロイヤル・ナショナル・シアターで活躍したことでも知られる。英演劇界で最も権威があるローレンス・オリヴィエ賞を3度受賞したほか、1998年には演劇界における功績が称えらナイトの勲章を授けられた。
彼の訃報を受け、ダニエルはVarietyを通じて声明を発表。「マイケル・ガンボンの逝去で、世界はかなりつまらないところになってしましました」。「マイケル・ガンボンは、僕が共演する光栄にあやかった俳優の中でも、最も見事で自然な俳優の一人でしたが、その計り知れない才能にも関わらず、僕の印象に残っているのは、彼が楽しそうに仕事をする姿です。彼は軽妙でふざけていて、大変に陽気な人でした。仕事を愛しましたが、仕事だけでは語り切れない人でした」「自分が、彼と一緒に仕事をしたラッキーな人の中の一人であることに感謝します」と彼を偲んでいた。