アジア人差別問題 ミシェル・ヨー“エマ・ストーンを混乱させてしまった”
先日開催された第96回アカデミー賞授賞式で、主演女優賞を獲得したエマ・ストーン。オスカー像を受けとる際、プレゼンターを務めた昨年の受賞者ミシェル・ヨーに対する態度が敬意に欠けているように見受けられたことが物議を醸すなか、ミシェル自身がコメントを発表した。
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日本時間3月11日に米ロサンゼルスのドルビーシアターで開催されたアカデミー賞授賞式。今年は、歴代の主演女優賞受賞者、ミシェルとジェニファー・ローレンス、シャーリーズ・セロンとサリー・フィールド、ジェシカ・ラングがプレゼンターを務め、各候補を紹介。そして昨年の受賞者であるミシェルがトロフィーを手渡す役割を果たした。
ところがエマは舞台に上がると、ミシェルをが持っていたトロフィーを、仲良しのジェニファー側に引っ張り、まるでジェニファーからトロフィーを受け取ってハグをしたかのように見受けられた。するとこれが、アジア系を差別した行為ではないかと取り沙汰された。
これを受け、ミシェルがインスタグラムを更新し、エマと2人でハグをする写真、ジェニファーと3人で喜びあう様子、そしてバックステージで撮影したプレゼンター全員が写る写真を公開。「おめでとうエマ!! 混乱させてしまったけど、オスカー像を手渡すという輝かしい瞬間を、あなたの親友ジェニファー・ローレンスと一緒に共有したかった!! 彼女はわたしの親友で、お互い支え合うジェイミー・リー・カーティスを思い出させたもの」と綴った。
エマの受賞の様子をよく見ると、ミシェルからトロフィーを受け取ろうとしたエマを、彼女がジェニファーの方に誘導。エマは戸惑いを見せるもミシェルの意図を察し、ジェニファーと喜びを分かちあったように見える。
ミシェルとジェイミーは、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で共演を果たし、それぞれ昨年のアカデミー賞で主演女優賞と助演女優賞を獲得。同作は昨年の賞レースを席巻しており、2人は長く続くプロモーション活動を共に乗り切った。エマは今年、『ラ・ラ・ランド』以来となる2度目のオスカー受賞となった。
引用:「ミシェル・ヨー」インスタグラム(@michelleyeoh_official)
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