2024年秋ドラマ「演技が光っていた主演俳優」ランキングTOP5
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■3位 杉野遥亮『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(得票数70票)
第3位にランクインしたのは『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(フジテレビ系)で反町隆史とダブル主演を務めた杉野遥亮。本作は、人情味あふれる昭和刑事とクールな令和刑事が、長期に渡って未解決となっている実質“お蔵入り”状態の事件を型破りな方法で解決していく異色の刑事ドラマ。反町演じる昭和刑事・飛鷹千寿と杉野演じる令和刑事・不破利己がバディを組み、ジェネレーションギャップや互いの信条の違いを乗り越えながら、わずかな手がかりを頼りに風化寸前となっていた事件の真相に迫った。
情熱的で時にコミカルな千寿とは対照的なキャラクターを演じた杉野には読者から「だんだんと心境が変化したり、成長していく難しい役を丁寧に演じていて説得力がある」「フッと見せる優しさやユーモアが絶妙で、細かい演技が出来る素敵な俳優だと思いました」「新たな役どころを掴(つか)んだように思います」などの反響が集まった。
■2位 窪田正孝『宙わたる教室』(得票数116票)
俳優の窪田正孝が主演ドラマ『宙わたる教室』(NHK総合)の演技で第2位にランクイン。このドラマは、実話に着想を得た伊与原新の同名小説を実写化した学園ドラマ。
物語の舞台は、東新宿の夜間定時制高校。理科教師・藤竹(窪田)の声かけで発足する科学部の実験を通じて、生徒のみならず、教員やJAXA職員までもが人生の再起に挑んでいく様を温かな筆致でつづっていく。窪田扮する藤竹は、惑星科学の研究者として将来を嘱望されながらも突如、定時制高校の教師になった異色の経歴の持ち主。優れた洞察力と実験を通して、生徒や周囲の人々に思わぬ科学変化をもたらしていく様子を描いた。
そんな主人公を朴訥とした存在感と穏やかさで体現した窪田の演技に対して、アンケートには「藤竹先生、本当にはまり役でした!」「自然体で柔らかく演じておられたお陰で物語にスッと入る事が出来ました」「最後まで謎の残る役を繊細に演じ切っており、終始目を離せない存在感だった」といったコメントが相次いだ。