森崎ウィン、『クジャクのダンス、誰が見た?』“粋”な存在・波佐見に込めた想い明かす
金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』場面写真 (C)TBSスパークル/TBS
――ここまでの放送で印象に残っているシーンはありますか?
森崎:リリー・フランキーさん演じる山下春生の回想シーンがかわいらしくて印象的でした。こんなにピュアな役柄を演じられているのを僕はあまり見たことがなかったので、とても新鮮でした。
2話が始まる前にシャワーを浴びようと思っていたのですが、見始めて気がついたら放送が終わっていました。それくらい引き込まれる作品で、作中に出てくる自分が自分ではないような不思議な感覚になります。本当に面白い作品に参加できているんだなと実感しています。
――「信じること」がキーポイントになっているドラマですが、森崎さん自身が何かを信じるときに大切にしていることは?
森崎:自分を信じなければ、他人を信じることはできないと思います。だからこそ、まずは自分をちゃんと信じてあげることが大切なのかなと思います。
僕の父親がよく「気づいたのが昨日より遅かったとしても、明日気づくよりは早い」と言っているんです。1日早く気づけたなら後悔はあっても、まだやり直せるし間に合う。何かを信じ切るときは、自分自身もそこに飛び込む覚悟も必要だと感じます。
――今後の見どころについて教えてください。
森崎:これほどどんでん返しが期待できるストーリー展開は、これまでのサスペンス系ドラマでも珍しいのではないでしょうか。「信じること」もテーマの1つですが、僕は“父親”の存在も大きなテーマだと考えています。山下親子だけでなく、成田凌さんと酒向芳さんが演じる遠藤力郎(酒向)・友哉(成田)親子など、さまざまな父と子の関係性が描かれるので注目してほしいですね。家族間の悩みというのは誰しもが抱えているものだと思うので、視聴者に皆さんにとって、何か気づきや感じるものがあればうれしいです。作品に出演する一員として、最後まで頑張ります。
金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』は、TBS系にて毎週金曜22時放送。
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