原嘉孝主演『初恋芸人』、ヒロインに沢口愛華! 温水洋一、佐藤アツヒロら共演陣発表

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timeleszの原嘉孝が初主演を務める映画『初恋芸人』に、沢口愛華がヒロイン役で出演することが決定。さらに、温水洋一、川上麻衣子、佐藤アツヒロ、六角慎司らの出演も発表された
【写真】『初恋芸人』でヒロインを務める沢口愛華
原作は、特撮番組の脚本執筆やUMA(未確認生物)研究家としても活躍している中沢健の作家デビュー作となる異色の恋愛小説。2016年にはテレビドラマ化され、今年8月から小学館のオリジナルコミックアプリ「マンガワン」でもこやま仁によるコミカライズの連載がスタートした話題作だ。
売れないピン芸人・佐藤賢治は、怪獣ネタで舞台に立ちながらも鳴かず飛ばず。彼女いない歴=年齢で、妄想の世界にだけ居場所を見つけていた。嫌な相手を怪獣に見立て、自分をヒーローとして戦わせることで心を保ってきたのだ。
そんな彼の前に現れたのが、市川理沙。佐藤を「面白い」と言ってくれる彼女との時間は、初めての恋のときめきに満ちていた。しかし、不器用な佐藤は想いを伝えられないまま、市川から距離を置かれてしまう。
やがて明かされる市川の秘密――。これは、何かになりたかった人たちに捧げる、「何物でもないもの」の物語。
本作のヒロイン・市川理沙役を演じるのは、「令和のグラビアクイーン」と呼ばれ、ドラマ『サバエとヤッたら終わる』で主演を務めるなど、女優としても活躍著しい沢口愛華。佐藤の芸人としての成功を田舎で祈る両親役には、実力派俳優の温水洋一と川上麻衣子が名を連ねる。さらに、佐藤の先輩芸人・山形ツチノコ役を名バイプレイヤーの六角慎司が、そして山形の先輩で今や売れっ子芸人となった兼子三郎役を、ドラマ、舞台、バラエティと幅広く活躍する佐藤アツヒロが務める。
ヒロイン役の沢口は「何度も台本を読み進めていく中で、見えてきたもの、見えづらいものを整理して、この物語の中でどんな気持ちでいるんだろうということを自分の中でも、監督や原さんとも話し合いながら、やっていくことができました」と振り返り、「自分の芝居がどんな感じになっているのか不安もありますが、作品の一部分になれていたらいいな」と期待を込めた。
また、共演の温水は「役者を目指してたボク自身のあの頃と似ている」と自身と作品を重ね、川上は「この場所で暮らしていたなら、おおらかで穏やかに生きることができそうだな」と撮影地である広島県・因島での思い出を語った。佐藤は「普段の自分にはない明るさやテンションで演じてみました」と役作りについて明かし、六角は「別の顔を、原さんはこの作中で見せてくれています」と主演・原の役者としての魅力を称えた。
映画『初恋芸人』は、今冬全国公開。
※沢口愛華、温水洋一ほかのコメント全文は以下の通り。