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松村北斗、韓国での楽しみはグルメ 『秒速5センチメートル』で2度目の釜山国際映画祭へ

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映画『秒速5センチメートル』第30回釜山国際映画祭 インターナショナルプレミア舞台挨拶の様子
映画『秒速5センチメートル』第30回釜山国際映画祭 インターナショナルプレミア舞台挨拶の様子(C)2025「秒速5センチメートル」製作委員会

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 映画『秒速5センチメートル』で主演を務めた松村北斗と奥山由之監督が、第30回釜山国際映画祭に参加し、海外初上映となるインターナショナル・プレミアの舞台挨拶に登壇した。

【写真】松村北斗&奥山由之監督、釜山国際映画祭で舞台挨拶

 本作は、日本を代表するアニメーション監督・新海誠の劇場用アニメーション『秒速5センチメートル』を原作とした実写映画。新海誠の初実写化公開作品となる。主人公・遠野貴樹を初の単独主演映画となる松村北斗、ヒロイン・篠原明里を高畑充希が演じる。監督は奥山由之。

 1996年に創設され、アジアを代表する映画の祭典として常に注目を集めている釜山国際映画祭。その中でも本映画祭の目玉であり、人気と芸術性に富んだ新作や国際的に評価された作品が選出されるオープンシネマ部門に、本作が正式出品することが決定した。9月22日には、釜山最大の座席数(5000席規模)を誇るメイン会場「映画の殿堂」の野外スクリーンにて公式上映が行われる。

 公式上映を前にした9月18日、本作の主演を務める松村北斗と奥山由之監督が釜山に到着。韓国を代表する海雲台(ヘウンデ)ビーチを前に、釜山国際映画祭への意気込みを語った。

 同映画祭のA Window on Asian Cinema部門に選出された『キリエのうた』(2023)以来2度目の参加となる松村は、「前回初めて釜山に来た時の感動も大きかったですが、今回は再び来ることができたという喜びや、奥山さんと一緒に来られたということが、こんな経験もあるんだと感動しています」と期待に溢れる想いを述べた。

 今回初めて釜山国際映画祭に参加する奥山監督は、「この作品が、釜山でどのように受け止められるのか本当に楽しみですし、何より日本の春夏秋冬がたくさん映っている作品だと思うので、釜山の海風を感じながら観ることができるというのがとても光栄です」と前向きな想いを語った。

 松村は韓国で楽しみなことを問われると、「イイダコを甘辛くしたチュクミと、韓国特有の甘辛く焼いたウナギも食べたいです」と答え、奥山監督は「先ほどアワビ粥をいただきました。せっかくの映画祭なので、色々な作品を観たいと思っています」と語った。

 海外で初めての上映となるインターナショナル・プレミア上映に向けて、松村は「初めて海外の皆さんに見ていただくということで緊張もしていますが、ちょうど昨日、日本での舞台挨拶を終えて、日本のみなさんからいいお言葉をたくさんいただいて、勇気をもって胸を張って韓国での上映を迎えられそうです。ありがとうございます」と日本のファンへ感謝を述べた。

 さらに、「海外の方がどういう感覚、どういう視点で見るのか、正直未知な部分があるので、驚きや発見もある上映になると思います。今回の映画には『種子島編』として海が重要なパートもあるので、海が特徴的な釜山で上映をするということは、とてもリアルな温度感が伝わり、受け入れてもらえるのではないかと期待しています」と期待に胸を膨らませた。

 また奥山監督は、「原作のアニメーションも韓国でたくさんのファンがいらっしゃるので、どのようにこの実写版を受け止めていただけるかというのを楽しみに思っておりますし、字幕はありつつも、言葉を超えた表情や映像ならではの表現もたくさんある作品なので、国境を越えて作品を届けられることを嬉しく思います」と語った。

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