“もう一人の兄貴”に義弟・ノコルは? 脱出への攻防も 『VIVANT』第21話を振り返る
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「シンシー」本部では、責任者のハン・リンシン(宮下今日子)が一行を追おうにも、太田のハッキングで衛星が使えない。10人体制で復旧を図っても歯が立たず、頼みの地対空ミサイルも封じられていた。
それでもハンは、脱出先を絞り込む。浮上したのは、タイの有名実業家、チョッキー・テーパーニット(Ohm-Tanapak/オーム・タナパック/声・鬼頭明里)のプライベートジェット。検問の設置に加え、渡航差し止めまでゴルバド政府側に要求したが、国の利益になる来訪だとして拒否された。この拒否も、第19話で語られた読みどおりだ。
廃工場では、田代とエージェントのナティック(Ruslan Huseynov/声・浪川大輔)らが、中国人労働者の通勤バスを装って移動する準備を整えていた。作業着にIDカード、別班員の傷を隠すメイク担当者までいる。同じ会社のバスが鉢合わせしないよう、本物の出発を遅らせる手も打ってあった。田代の周到な準備を評価するF。一方の田代は、いつもの乃木とは違う雰囲気に少々戸惑いぎみだった。
準備を整えて検問へ向かうが、予想以上の渋滞で進めない。そこへ、本物のバスが想定より早く出発したとの知らせが。鉢合わせが迫るうえ、待ちきれない車が次々と列を離れ、後方のバスを警官の目から隠す車まで減っていく…。
そのころ、リュウ・ミンシュエン(堺/三役)は、警視庁公安部・外事第4課の野崎守(阿部寛)の牢屋へ。核融合研究者エリシャ・ママドフ(Manaf Dadashov)の娘の正体を突き止めた“褒美”だ。野崎のエージェント・ドラム(富栄ドラム)を麻酔銃で眠らせ、監視カメラを切り、看守も退出させる。野崎に顔を近づけるリュウに、視聴者も「何か伝えたよね?」と反応。“褒美”の時間にも、油断は禁物だ。
一方、検問前では視聴者までやきもきさせた「本物のバス」が迫り、車内では強行突破の準備が始まる。そこでFから乃木へ交代。慎重に判断しないと地元住民に被害が出るからだ。警察官に通訳を求められた乃木は、中国語で仲間に呼び掛ける。警察官たちが理解できないのを利用し、運転手を務める元公安部の諜報員でテントのモニター(協力者)・新庄浩太郎(竜星涼)への指示も織り交ぜていく。
ようやく通過できるかと思った瞬間、シュウとシンシーの兵士たちが現れた。黒須駿(松坂桃李)らを拷問していた男に、変装は通用しない。
