宮沢りえ、亡き母を想い涙 「皆に愛される人でした」

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11日、『A-Studio』(TBS系)のゲストに女優の宮沢りえが登場した。昨年秋に亡くなった宮沢の母の話題になると、鶴瓶は「りえママが亡くなったとき、りえちゃんは誰にも言わずに舞台に出ていた。それはすごいことだ」と女優魂を称賛。宮沢は亡き母を想い涙を流した。
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鶴瓶は「りえちゃんのお母さんにはかわいがってもろうた」と懐かしむ。宮沢は「会わない人には怖いというイメージがあったけど、会った人には皆に愛される人でしたね」と振り返りつつ、「私がりえママになりました」とニッコリ。
また、宮沢は「食卓を囲んでしまえば肩書きが消える。という宮沢家のルールみたいなものがありました。母親が毎日のように10人分や20人分くらいのご飯を作って、それを知らない人が食べてたりするんですよ。母親にはいろんなことを身をもって教えてもらいました」としみじみ。
ほかにも、宮沢は「蜷川幸雄の舞台稽古に娘を連れて行く」というエピソードを披露。「稽古の初日と本番の初日は全然違うものになっている。それを全部娘は見ている。怒られようが、そこであきらめなければ拍手をもらえるという経過もずーっと見ているんです。それが私なりの教育かなと思っています」と自己流の教育論を明かした。
さらに宮沢が「うち、毎日お弁当なんですよ。前の日に酔っ払ってもお弁当は絶対つくる。これだけは人任せにしたくない。これをやらなくなったら自分はおしまいだと思っています」と断言。子供を産んだ心境の変化については「自分中心ではなくなったことによって、頭がよくなったような気がする」とコメントし、母親の一面をみせた。