『007』最新作を元ボンドのP・ブロスナンが鑑賞「ボンドなのか、ボーンなのか」
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映画『007 ゴールデンアイ』から『007 ダイ・アナザー・デイ』まで5代目ジェームズ・ボンドを演じてきたピアース・ブロスナン。6代目ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグが主演を務める最新作『007 スペクター』を「長いし内容が薄い」と評価したと米メディアが報じている。
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ピアースは007最新作について、非常に期待していたようだが、観賞後には「長過ぎると思った。内容も薄く、もっと凝縮できたはずだ。本当にちょっと長すぎだ」とコメントしていた。さらに内容に関しては、ボンドシリーズと『ボーン・アイデンティティー』を始めとするボーンシリーズの中間的な内容になったと話す。「『スペクター』はどっちつかず。ボンドなのか、ボーンなのか」と加えた。
しかし、主演のダニエルに対しては「自分のものにしているし、良いゆるさを演出していた」と絶賛。「彼はタフな男だ。きっと今作を通じ、小洒落た台詞や遊び心を生かす場面で、素晴らしいセンスを発揮できていると彼自身も気づいたと思う。次回は話をただ短くすること。そうすれば彼の新たな名作が生まれる」と加えた。
『007 スペクター』は10月にイギリスでプレミア上映され、11月にアメリカで公開された。日本では12月4日に公開予定。
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