一家惨殺犯は誰!? 小出恵介、臼田あさ美らキャスト全員が怪しい『愚行録』予告解禁

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ベネチア国際映画祭正式上映作品『愚行録』の予告編が完成し、全キャストの役柄が判明した。また、ビジュアルも解禁。8人のキャストの顔が並んだビジュアルでは、妻夫木聡演じる田中武と満島ひかり演じる田中光子以外、全員が含みをもった笑みを浮かべている。
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本作はミステリーの魔術師・貫井徳郎が放った直木賞候補作の映画化。週刊誌の記者である田中武は、絵を描いたような幸せな家族を襲った一家惨殺事件の真相に迫ろうと取材を開始する。ところが関係者たちの証言から浮かび上がってきたのは、理想的と思われた夫婦の見た目からはかけ離れた実像。そして、証言者たち自らの思いもよらない姿であった。人間関係に秘められた羨望、嫉妬、見栄、駆け引き。SNSに翻弄され、本音が見えない現代社会に一石を投じる作品となっている。
予告編では、「俺のために動いてくれたお礼は、ちゃんとしてるよね?」(田向浩樹/小出恵介)、「やめてよ、人のせいにするの」(宮村淳子/臼田あさ美)、「皆、愚かで空っぽなのに」(稲村恵美/市川由衣)、「人間ってホンマ勝手な生き物やなあって思いますけどね」(渡辺正人/眞島秀和)など矢継ぎ早に嫌悪感を感じるようなセリフが並んでいく。そして流れる「他人を語り、本性を現すのは、誰だ?」のキャッチコピー。果たして真の被害者、そして加害者は一体、誰なのか…。
映画『愚行録』は2017年2月18日より全国ロードショー。