『スター・ウォーズ9』、死去したレイア姫キャリー・フィッシャーが出演か

2015年に始まった『スター・ウォーズ』新章3部作の1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で、約32年ぶりにシリーズに復帰したレイア姫役の女優キャリー・フィッシャー。2016年12月に急死したが、亡くなる前に撮り終えていたというエピソード8に続き、エピソード9にも出演すると、キャリーの弟トッド・フィッシャーが語ったという。
【関連】『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』フォトギャラリー
2016年12月23日(現地時間)に機内で心臓発作を起こし、病院に搬送されたキャリーは、治療の甲斐なく12月27日に帰らぬ人となった。2017年12月15日に世界公開予定のエピソード8『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』については、亡くなる前に出演場面の撮影を撮り終えていたと伝えられていた。
トッドはNew York Daily Newsとのインタビューで、キャリーの娘で『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にも端役で出演した女優ビリー・ロードと共に、米ディズニーに対してレイア姫を登場させることを快諾したと明かしたという。「僕達は2人とも“もちろん。どうやって彼女を外すつもりですか?”といった感じだった。答えは分かりきっている」とビリー。「彼女は作品に欠かせない一部で、今や、これまでになく強力な存在になっていると思っている。オビ=ワンのようにね。ライトセーバーで斬られた彼は、よりパワフルな存在になった。キャリーにも同じ事が起きたと思っている。レガシーは続くべきだ」と熱く語っている。
反乱軍を率いるレイア・オーガナー将軍の役割はエピソード9でより大きなものになると伝えられていたが、トッドとビリーは既に撮影された実際の映像を使う権利を製作側に認めたとのこと。CGは使われないと理解しているという。