異色の吸血鬼コメディ『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』がドラマ化

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映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』の監督、タイカ・ワイティティが注目を浴びるきっかけとなったヴァンパイア・コメディ映画『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』。米FX局でテレビドラマ化の動きがあるという。
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Varietyによると、FX局がパイロット版の制作を進めているとのことだ。ワイティティと共に、映画版に出演して共同脚本・監督を務めたジェマイン・クレメントも製作総指揮に名を連ねる。パイロット版はクレメントが脚本を執筆し、ワイティティがメガホンを取る予定。
トロント国際映画祭やシッチェス映画祭などで観客賞をさらった『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』は、現代のニュージーランドを舞台に、共同生活を送るヴァンパイアたちの日常をユーモアたっぷりに描いたモキュメンタリー。映画版はストーリーの大筋は決まっていたものの、全編ほぼアドリブで構成されており、ドラマ版がどのように組み立てられていくのか楽しみだ。
キャストは映画『パディントン』の俳優ケイヴァン・ノヴァクや、海外ドラマ『ハイっ、こちらIT課!』のマット・ベリーなどが決まっているという。30分のコメディシリーズになるとのことだが、プロットの詳細は不明。ワイティティ監督は、昨年Fandangoとのインタビューで、ニュージーランドではなくアメリカを舞台にしたスピンオフ構想を語っていた。