『THE BATMAN―ザ・バットマン―』来年春公開決定 日本版特報&場面写真一挙解禁
関連 :
映画『THE BATMAN―ザ・バットマン―』の日本公開時期が2022年春に決定。併せて、日本版特報と場面写真3点が解禁された。
【動画】『THE BATMAN―ザ・バットマン―』日本版特報
クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』トリロジー以来となる、バットマン単独映画となる本作。新バットマン/ブルース・ウェイン役には、『ハリー・ポッター』シリーズ、『トワイライト』シリーズで世界中をとりこにした後、着実にキャリアを積み、『TENET テネット』で主人公のバディ“ニール”を好演したロバート・パティンソンが大抜てき。マイケル・キートン、ジョージ・クルーニー、クリスチャン・ベールら数々の名優たちが作り上げたヒーローをどのように演じるか注目が集まる。
監督・脚本を務めるのは、J・J・エイブラムスのプロデュースとして、その革新的な映像で世界中の度肝を抜いた『クローバーフィールド/HAKAISHA』や、『猿の惑星:新世紀』『猿の惑星:聖戦記』のマット・リーブス。
そのほか多くのキャラクターの解釈を一新。ペンギン役に『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『ダンボ』のコリン・ファレル、リドラー役に『それでも夜は明ける』『スイス・アーミー・マン』のポール・ダノ、キャットウーマン役に『ファンタスティック・ビースト』シリーズのゾーイ・クラヴィッツ、カーマイン・ファルコン役に『トランスフォーマー』シリーズのジョン・タトゥーロ、そしておなじみのアルフレッド役とジェームズ・ゴードン役は、『猿の惑星』シリーズのアンディ・サーキス、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のジェフリー・ライトがそれぞれ演じる。
特報では、ノーラン監督作『ダークナイト』シリーズや『ジョーカー』をほうふつとさせる不穏で不気味な雰囲気の中、カート・コバーンが率いたバンドNirvanaの「Something In The Way」が流れ、ただならぬ気配を増幅させている。せりふも謎めいたものばかりだが、バットスーツやさまざまな機能が搭載されたバットマンが愛用する特殊車両バットモービルなどのガジェットは健在だ。
3点の場面写真には、マスクを脱いだバットマン(ロバート・パティンソン)のただならぬ表情、秘密基地「バットケイブ」と思われる場所でモニターを見つめるバットマンの奥に控えるバットモービル、ブルース・ウェインが何かを見つめる様子が写し出されている。
マット・リーブス監督によると、本作はバットマン誕生の物語ではなく、若き日のバットマンを描いた作品。ヴィランたちもまた、ヴィランとして完全になる前の姿で、ミステリーの要素が色濃く、本作に影響を与えた作品としては、『チャイナタウン』(1974)、『フレンチ・コネクション』(1971)、『タクシードライバー』(1976)に代表される、1970年代の“リアルなストリート”を題材にした作品を挙げており、『ジョーカー』が持つ、何とも形容しがたいが人々の心情に訴える雰囲気の作品になることがうかがえる。
映画『THE BATMAN―ザ・バットマン―』は2022年春公開。