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ジョージ・クルーニー、『バットマン&ロビン』の失敗を自虐

映画

ジョージ・クルーニー、『バットマン&ロビン』の失敗を自虐的に語る
ジョージ・クルーニー、『バットマン&ロビン』の失敗を自虐的に語る(C)AFLO

 俳優のジョージ・クルーニーが、『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』で自身が演じたバットマンについて自虐的にコメントした。

【写真】バットマンスーツは苦い思い出 『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』フォトギャラリー

 監督作『The Tender Bar(原題)』のアメリカ公開を控えているジョージ。同作で久しぶりにベン・アフレックと組んでいるが、ベンがバットマンを演じていることから、『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』で自身が演じたバットマンについて、コメントを求められる場面が相次いでいるようだ。

 1997年に公開された『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』は、批評家から酷評を受け、ゴールデンラズベリー賞では最低作品賞にノミネートされるなど、不名誉な評価を受けた作品。バットスーツに乳首がデザインされていたことはジョークの的になっており、ベンがバットマンに抜擢された際には、乳首を付けるなとアドバイスしていたことも明かしている。

 今回ニューヨークのDGAシアターで開催された試写イベントで、記者から超大作についての質問を受けたジョージ。「スーパーヒーロー映画に出演して、台無しにしたからね。彼らが僕を近寄らせないよ」と自虐的にコメントし、さらに「バット乳首は付けたくないしね」と付け加えた。

 このところ続いているプロモーション中にこのネタに触れるのは初めてではない。今月はじめにもレッドカーペットで、妻のアマルさんや子どもたちには『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』を見せないとVarietyの記者に明かし、「妻には尊厳を保ちたいからね。それに4歳の子どもにダメ出しされたら辛すぎる」と話していた。

 しかし同作の失敗は、ジョージのキャリア形成に一役買った様子。2019年のインタビューでは、「失敗から学んだのは、働き方だよ。今は役をもらうだけの役者ではなく、映画そのものに責任を負っている」と話していたそうだ。

 今回のインタビューでも、「自分にぴったりくるのは(超大作ではなく)、僕が育った60年代や70年代の、アメリカ映画の全盛期に作られたような、ストーリーを重視した作品なんだ」と語っている。

 『The Tender Bar(原題)』には、ベンのほか、『レディ・プレイヤー1』のタイ・シェリダンらが出演。アメリカで12月22日から劇場公開予定。

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