
マックス・フォン・シドー
マックス・フォン・シドー 出演映画作品
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デス・ウォッチ〈デジタルリマスター版〉
制作年:2024年10月18日(金)公開
若くしてこの世を去ったロミー・シュナイダー主演のSF『デス・ウォッチ』を、デジタルリマスター版で日本劇場初公開。医療が進んだ近未来で不治の病と診断された人気女性作家と、彼女を隠し撮りする男の絆を描く。監督はベルトラン・タヴェルニエ。共演はハーヴェイ・カイテル、ハリー・ディーン・スタントン、マックス・フォン・シドーら。
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デューン/砂の惑星 4K リマスター版
制作年:2024年08月02日(金)公開
フランク・ハーバートの長編SF小説をデヴィッド・リンチ監督が映画化し、カルト的人気を誇った『デューン/砂の惑星』を4Kリマスター版で上映する。宇宙旅行に必須なスパイスが生息する砂漠の星アラキスの覇権をめぐり、各勢力が争いを繰り広げる。主演はカイル・マクラクラン。共演はユルゲン・プロホノフ、マックス・フォン・シドーら。
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夢の涯てまでも〈ディレクターズカット・4Kレストア版〉
制作年:2024年02月20日(火)公開
1991年に製作された『夢の涯てまでも』に、ヴィム・ヴェンダース監督が手を加えたディレクターズカット版を、4Kレストア版として上映する。世界の滅亡が迫る中、あてどない旅をする女性と、お尋ね者の男性が出会い、世界を股にかけた旅路へと進む。出演はウィリアム・ハート、ソルヴェーグ・ドマルタン、ジャンヌ・モロー、サム・ニールら。
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フラッシュ・ゴードン 4K
制作年:2023年3月31日(金)公開
ジョージ・ルーカスをはじめ後進の映画作品に影響を与え、QUEENが音楽を担当したSFアクションを4Kで上映する。滅亡の危機に瀕した地球を救うために、無慈悲な支配者がいる惑星へ乗り込むヒーローを描く。監督はマイク・ホッジス。出演はサム・ジョーンズ、メロディ・アンダーソン、オルネラ・ムーティ、マックス・フォン・シドーら。
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潜水艦クルスクの生存者たち
制作年:2022年4月8日(金)公開
2000年に発生した、ロシアの原子力潜水艦事故を映画化したヒューマンドラマ。軍事演習へ航行中の事故で沈没した潜水艦をめぐり、軍事機密を守ろうとする国家と必死に生きようとする乗組員の姿を描く。監督を務めたのは、『アナザーラウンド』のトマス・ヴィンターベア。出演は、マティアス・スーナールツ、レア・セドゥ、コリン・ファースら。
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒
制作年:2015年12月18日(金)公開
1977年に始まり、映画史に残るヒットを生み出し続けている『スター・ウォーズ』サーガの最新作がついに登場。数々の注目作を手がけてきたJ.J.エイブラムスがメガホンを執り、マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャーらオリジナル・キャストが再集結。“エピソード6”から30年後を舞台に、新たな物語が紡がれる。
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第七の封印〈デジタルリマスター版〉
制作年:2013年7月20日(土)公開
北欧スウェーデンが生んだ20世紀最高の巨匠のひとり、イングマール・ベルイマンが、人間の生と死、神の不在といった深遠なテーマに取り組んだ異色作。劇中に登場する黒いベールをまとった“死神“のイメージは、のちに『(500)日のサマー』など数多くの映画で引用、パロディ化された。カンヌ国際映画祭にて審査員特別賞を受賞。
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処女の泉〈デジタルリマスター版〉
制作年:2013年7月20日(土)公開
巨匠イングマール・ベルイマンが絶頂期に撮り上げた代表作。何の罪もない清純な少女が暴行殺人事件に巻き込まれるという、製作当時としては衝撃的な内容が物議を醸しながらも、信仰と復讐、神の沈黙、そのはての奇跡を描き、アカデミー外国語映画賞に輝くなど世界中で絶賛された。主演はベルイマン作品の常連たる名優マックス・フォン・シドー。
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野いちご〈デジタルリマスター版〉
制作年:2013年7月20日(土)公開
ベルリン国際映画祭金熊賞、ゴールデングローブ外国語映画賞など、数多くの賞に輝いたイングマール・ベルイマン監督の名作。前夜に不吉な夢を見たために心かき乱された老教授の人生の追想を通して、老いなどの人間の根源的なテーマを探求していく。主演を務めたスウェーデンの大監督ヴィクトル・シェーストルムの演技も味わい深い。
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
制作年:2012年2月18日(土)公開
『リトル・ダンサー』や『めぐりあう時間たち』で知られるスティーブン・ダルドリー監督が、ベストセラー小説を映画化。9・11で父親を亡くした少年が、悲しみに暮れながらも、最愛の父が遺したメッセージを探す姿を感動的に描きだす。本作で映画デビューを果たした子役トーマス・ホーンがみせる豪華共演陣に引けをとらない演技力にも注目だ。
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ロビン・フッド
制作年:2010年12月10日(金)公開
巨匠リドリー・スコット監督が伝説の義賊“ロビン・フッド“の物語を映像化。十字軍の遠征から帰ったロビン・フッドが、悪政を敷く英国王から農民達を救い、侵略を企む仏軍から国を守ろうと、仲間とともに立ち上がる。ロビン・フッド役に挑むのは『グラディエーター』でもスコットと組んだラッセル・クロウ。ヒロインにケイト・ブランシェットが扮する。
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100歳の少年と12通の手紙
制作年:2010年11月6日(土)公開
『イブラハムおじさんとコーランの花たち』の原作者で、『地上5センチの恋心』で監督デビューを果たした人気作家エリック=マニュエル・シュミットが自作のベストセラー小説『神様とお話した12通の手紙』を自ら映画化。余命わずかな少年が口の悪い中年女性が出会ったことで、残された短い人生が輝いていく。生きる意味を訴え、涙を誘う感動作。
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潜水服は蝶の夢を見る
制作年:2008年2月9日(土)公開
脳梗塞により話すことも、身体を動かすことも出来なくなった男が、左眼のまぶたを動かすことで綴った自伝を映画化。『夜になるまえに』を手がけたジュリアン・シュナベール監督が、過酷な状況に置かれながらも希望を失うことなく、自らの人生を取り戻していく男の姿を見事に描き出している。主演は『ミュンヘン』のマチュー・アマルリック。
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ハイジ
制作年:2006年7月15日(土)公開
日本で根強い人気を誇る「アルプスの少女ハイジ」の物語の実写版が登場。『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』の子役エマ・ボルジャーが、いかなる苦難にもへこたれないハイジを好演し、勇気と友情の尊さを伝えてくれる感動作だ。
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スリープレス
制作年:2002年03月30日(土)公開
ホラー映画の巨匠ダリオ・アルジェントが、まがまがしいムードで描いた猟奇ミステリー。復活したロックバンド、ゴブリンの音楽が、連続殺人鬼の血塗られた凶行を不気味に盛り立てている。
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エクソシスト〈ディレクターズ・カット版〉
制作年:2000年11月23日(木)公開
70年代にオカルト・ブームをもたらした傑作ホラーが、完全版でようやく日本の劇場に登場。“スパイダー・ウォーク”などの有名な未公開カットも加えられ、新たな戦慄を味わえる。
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ステッペンウルフ・荒野の狼
制作年:
ドイツのノーベル賞作家H・ヘッセが、1927年に発表した『荒野の狼』の映画化。監督のハインズは、アニメーションやビデオに転換した映像を駆使し、既成の文芸映画とはまったく異なった大胆で野心的な作品に仕上げた。1920年代のドイツ。中年の作家ハリーは、孤独で厭世的な生活を送っている。ある晩、彼はヘルミーネという美しく謎めいた女と知り合い、彼女を介して未知の享楽の世界に引き込まれていく。この作品の独創的なところは、シュールリアリスティックな魔術劇場の場面であるが、ナイトクラブの場面での、1920年代の雰囲
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奇蹟の輝き
制作年:
【ロビン・ウィリアムスが“愛の地獄巡り“を熱演!】 「心の地図」のヴィンセント・ウォードが、天国と地獄を舞台に描く異色の家族物語。天国の夫と地獄の妻。あの世で別れ別れになった男女の“愛の復活“をスリリングに描く。
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さすらいの航海
制作年:
1935年5月、外国移住を望む900人余りのユダヤ難民を乗せたドイツ客船がキューバに向けて出航。だが、ナチスの仕組んだ計画のためキューバにもアメリカにも乗り入れを拒まれ、大西洋を逆行するはめに……。ドキュメンタリー・タッチの感動作。
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偉大な生涯の物語
制作年:
イエス・キリストの生涯を、巨匠G・スティーヴンスが自ら製作して描き上げた超大作。イエスの誕生から伝道生活、エルサレム入城、ゴルゴダの丘の処刑、そして復活までが力強く描かれていく。スティーヴンスが宗教界のリーダーの助言と協力を得て、脚本を執筆した。
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ニードフル・シングス
制作年:
メイン州のある町に古道具屋が開店した。この店では客が欲しがる物を、ある“悪戯“と引き換えに売るという。“悪戯“が蔓延した町では人々が憎み合い、やがて殺し合うようにまでなった……。S・キングのベストセラー小説を映画化し、人の心の中の暗黒をえぐり出すかのように残酷なユーモアに富んだ一作。
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ヒマラヤ杉に降る雪
制作年:
【宿命の人間模様を刻んだファンタスティックな映像】 「シャイン」で絶賛されたスコット・ヒックス監督がハリウッドに進出。戦争を挟んで激しく揺れる男女の愛憎を、雄大な自然を背景に取り込んだめくるめく映像美で描き出す。
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フラッシュ・ゴードン
制作年:
「スーパーマン」と並んで高い人気を誇っていたSFコミックスの再映画化作。地球を襲う怪現象は惑星モンゴから発せられる放射能のせいだと知った科学者が、フットボール選手のフラッシュを送り、悪の皇帝ミンと対決させるというアドベンチャー。
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ネバーセイ・ネバーアゲイン
制作年:
“ボンド役はやっぱりコネリー“という圧倒的な声にこたえて製作されたシリーズ番外編。「サンダーボール作戦」のリメイクで、再び宿敵スペクターと対決する。鮫と闘う水中シーンをハイライトに、新兵器ありロマンスありの楽しい一編。12年ぶりにボンド役を演じたコネリーが生き生きと好演。
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ロシア52人虐殺犯・チカチーロ
制作年:
8年間に52人を殺害したロシアの殺人鬼チカチーロをモデルに、残虐な殺人鬼の凶行と犯人逮捕に執念を燃やす捜査官の苦闘を描く。1982年、森の中から9歳の少女が死体となって発見されたのを機に、女性や子供の惨殺死体が相次いで発見された。捜査官のブラコンは一連の犯行が同一犯であるとみて捜査を進めていき、犯人の手掛かりを得る。しかし、上層部は模範的な共産党員であったチカチーロを調べもせず釈放してしまう……。もとはTV映画だったが、日本では劇場公開された。
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コナン・ザ・グレート
制作年:
R・E・ハワードの人気冒険小説の映画化。妖術師に親を殺され、故郷の村を焼かれたコナンは、無敵の剣闘士に成長した。彼は親友サボタイと女盗賊バレリアの力を借り、復讐の旅に出る。剣一本で巨大毒蛇をも倒すシュワルツェネッガーの派手なアクションが圧巻。
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エクソシスト2
制作年:
あの恐るべき事件から4年。メリン神父の悪魔祓いにより救われたリーガンはニューヨークで平凡な学生生活を送っていた。そのリーガンに再び異変が起こりはじめる。ちょうどその頃、教会中央当局ではメリン神父に疑惑が集中した。つまり彼は悪魔と手を結んだ異端の徒だというのだ。さっそく枢機卿の依頼を受け、ラモント神父が調査に乗り出す。ラモント神父は、リーガンの記憶を追い、ワシントン、ローマ、そしてメリン神父が昔いたというアフリカへと飛ぶ……。前作のウィリアム・フリードキン監督に代わってブアマンが演出したが、前作には及
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マイノリティ・リポート
制作年:
【スピ&トムが鳴らす未来への警鐘にドキドキせよ!】 スティーブン・スピルバーグ監督とトム・クルーズがタッグを組んだ、話題のSFサスペンス。未来をも管理される社会の姿を浮き彫りにしつつ、ノンストップのスリリングなドラマが展開。
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愛の風景
制作年:
名匠I・ベルイマンが自身の両親をモデルに執筆した脚本を、B・アウグストの演出によって映画化。神学校に通う貧しい青年ヘンリクは、良家の令嬢アンナと恋に落ちる。アンナの親の反対や、ヘンリクの昔の恋人とのしがらみもあって、彼らの恋はなかなか成就しない。皮肉な運命にほんろうされながらも、ようやく結婚したヘンリクとアンナ。育った環境の違いから、二人はしばしば言い争うが、少しずつ理解を深めていく。流麗なタッチでよどみなく、3時間に及ぶ恋のドラマを綴ったアウグストの手腕は見事。「ペレ」に続いて、2度目のカンヌの最
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10億分の1の男
制作年:
【強運者のみの生き残りゲーム最後に勝ち残るのは誰か?】 ハリウッドもその高い才能に注目を寄せるスペインの新人監督、ファン・カルロス・フレスナディージョのデビュー作。人間の“運“を題材にした独創的なストーリーと巧妙な演出に注目を。
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ラッシュアワー3
制作年:
【あの凸凹コンビが6年ぶりに帰ってきた!】 ジャッキー・チェン演じるスゴ腕刑事リーとクリス・タッカー演じるお調子者の刑事カーターのコンビが今度はパリを舞台に大暴れ!毎度御馴染みのジャッキー・アクションとタッカーのマシンガン・トークに加え、悪役として真田広之が登場。監督は、シリーズ全ての演出を担当しているブレット・ラトナー。
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シャッター アイランド
制作年:
【海に閉ざされたその島は“何か“がおかしい……】 オスカー受賞作『ディパーテッド』を始め数々の話題作を世に送り出してきたマーティン・スコセッシ監督×レオナルド・ディカプリオのコンビが描く脅威の謎解きミステリー。精神を病んだ犯罪者を収容する孤島で突如、姿を消したた女の謎を探るべく、島へと足を踏み入れた保安官テディが見たものとは?そして、物語に隠された驚くべき謎とは?
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砂の惑星
制作年:
F・ハーバートの大ベストセラー小説の映画化。壮大なスケールで語られる未来史、環境生態学を用いて見事に構築された惑星ビジョンを描いた原作“デューン“シリーズは、そのテーマの複雑で広大なイメージゆえ映画化が困難とされていたが、大物プロデューサー、デ・ラウレンティスが映画化権を獲得。西暦10091年、惑星カラダンは、アトレイデス家に支配されていた。この惑星に起こった一族の王位継承戦争が、目を見張るSFXを駆使して重厚に描かれる。リンチ監督、初のアメリカ・メジャー作品であり、彼のこの映画にかける意欲が全編に
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メキシコで死ね
制作年:
冒険家スコットは、ひょんなことからお尋ね者フランクの隠れ家を見つける。村に借金のある彼は、警察署長のカーバジャルに賞金を山分けにするなら隠れ家に案内しようと申し出た。同意したカーバジャルは巡査部長のロペスらを従えフランクのもとへ向かい、逮捕する。だがロペスも、彼が賞金付きのお尋ね者と知って、賞金の山分けを主張。そして彼らは欲望のために自滅していく……。
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エクソシスト
制作年:
オカルト・ブームを生んだ超ヒット作。12歳の少女リーガンが、ある日突然、奇怪な言動を始める。彼女に取り憑いた悪魔を祓うため、悪魔祓い師(エクソシスト)の死闘が始まった。緑のヘドや首の180度回転など、特殊メイクと精巧なトリックで描かれた少女の変容ぶりがすさまじい。2000年には、リーガンのスパイダー・ウォークや悪霊の顔が闇に浮かぶ映像、さらにプロデューサー&原作者のブラッティが熱望しながらも初公開時にカットされたラストシーンなど、およそ15分に及ぶ未発表シーンを加え、デジタル修復を施した「エクソシス
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SF最後の巨人
制作年:
核戦争後の荒廃した2012年のニューヨークが舞台。生き残った、対立する二つのグループが壮絶な闘いを繰り広げる、デッド・テック・フューチャー(近未来派)SFの一編である。個性派Y・ブリンナーとM・V・シドーの共演が新味。
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デュエット・フォー・ワン
制作年:
天才バイオリニストの女性が、多発性硬化症という難病により、音楽家としての生命を絶たれる。夫にも弟子にも去られた後、彼女は一人の精神科医と出会う。主役のバイオリニストをJ・アンドリュースが熱演。1980年にロンドンで上演され、1981年にはウィリアム・フリードキン監督によりブロードウェイでも上演された舞台劇の映画化。
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ドン・コルレオーネの娘/禁断
制作年:
父親の埋葬のためにシシリー島を訪れた男が、島で出会ったドンの娘。無邪気だが、男を挑発するその色気に、次第に彼女の魔性に溺れていく。シシリーを舞台に、禁断の愛に溺れていく男と女を、サスペンス・タッチで描いたエロティック・バイオレンスもの。「夕陽の用心棒」のジェンマの新境地開拓編。
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巨人と青年
制作年:
隠遁生活を送る頑固な老作曲家と、彼の創作意欲に再び火をつけようと奔走する音大生の交流をじっくりと描いた人間ドラマ。マックス・V・シドーが大作曲家に扮し、貫禄十分の演技を披露。第5回東京国際映画祭で主演男優賞に輝いた。オーケストラが流麗な交響曲を奏でるクライマックスは圧巻。
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黄金の肉体 ゴーギャンの夢
制作年:
1893年、45歳のゴーギャンはタヒチからパリに戻る。それから二年間の偉大な画家のヨーロッパでの生活を、淡々と描いた伝記的作品。ゴーギャンはタヒチから持ち帰った絵画で、ヨーロッパの画壇に殴り込みをかけようとしていたが……。
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女はそれを待っている
制作年:
臨月の妊婦セシーリアが病院に担架で運び込まれる。ベッドで目覚めたセシーリアはおなかの子を流産してしまったことを知る。夫との不和で離婚も考えていた彼女は、病院に出入りする家族や看護婦らとのふれ合いの中で生命と人生の尊さに目覚めていく……。産院オールロケによるドキュメンタリー的作品。
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ブラス・ターゲット
制作年:
“パットン将軍は暗殺された“という大胆な仮説をもとに書かれたノーランの小説『アルゴンキン計画』の映画化。第二次大戦の終結した1945年、ヨーロッパでナチから接収した金塊が強奪され、その捜査を命じたパットン将軍に対して暗殺計画が企てられるが……。
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バラの刻印
制作年:
20世紀最高の天才バレエ・ダンサー、バスラフ・ニジンスキー。彼の情熱と狂気に彩られたミステリアスな生涯を、その娘キラの目を通して描く。知られざるニジンスキーの実態に迫った、ドキュメント風フィクション。父親に対し、深い愛と憎しみを抱くキラの言動が大迫力。ニジンスキーのダンスを再現するP・デュポンの艶やかな踊る姿が見事。
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ハワイ
制作年:
ハワイにキリスト教伝道のために赴任した神学校の卒業生アブナーとその妻ジェルーシャ。彼らは島の数々の悪習と闘いながらも根気強く布教を続けていく……。G・R・ヒル監督による大らかな人間ドラマ。
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ハンナとその姉妹
制作年:
マンハッタンで暮らす三姉妹と彼女たちを取り巻く人々を通して、誤解や失敗を繰り返しながらも生きていく“人生のほろ苦さ“を、時にシニカルに、時にコミカルに、温かく見守るように描く。長女ハンナの夫エリオットは妻の家庭的な雰囲気に満足しているものの、三女のリーに夢中だ。リーは年の離れた画商とソーホーのロフトで同棲中、だがエリオットの強引なアタックに心は揺れ動く。一方、次女のホリーは熱しやすく冷めやすい性格が災いして恋愛も仕事もおぼつかないが、いつも陽気。これにハンナの前夫ミッキー、彼女たちの両親が加わって、
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ハリケーン
制作年:
1937年に作られたスペクタクル映画の古典的大作「ハリケーン」のリメイク版。1920年代、アメリカ統治下のサモア諸島を舞台にした、アメリカ娘とサモア青年の禁じられた恋の物語。40億円もの製作費がかけられただけあって、ラストのハリケーン・シーンは壮観。
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勝利への脱出
制作年:
1943年、ナチス占領下のパリ。連合軍捕虜収容所で、サッカーの元全英選抜選手とドイツの選手が出会ったことから、ドイツ軍対捕虜選抜チームのサッカー・ゲームが企画される。レジスタンスはこれを利用して捕虜たちの集団脱走を企てるが……。ラスト30分のサッカー場面と脱走劇が感動的な、サスペンスフルな娯楽大作。
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ペレ
制作年:
デンマークの文豪M・A・ネクセが著した大河小説『勝利者ペレ』の中の『幼年時代』をデンマークの気鋭監督ビレ・アウグストが映画化した、美しくも厳しい作品。19世紀末のデンマーク。スウェーデンから夢と自由を求めて多くの貧しい人々が着のみ着のままで移住してくる。そんな人々の中に9歳の少年ペレとその父ラッセがいる。二人はやっとのことで“石の農園“の管理人に雇われ、農園の牛小屋の一隅に住居を与えられるが、農園の一日の仕事は厳しく、朝早くから夜遅くまで働かされる。使用人たちはみんな異国の人々で、ペレもしだいに慣れてくる。そんなペレの目に、夢と自由のデンマークでの生活の厳しい現実が次第にはっきりしてくる……。北欧の雄大な自然と四季の移り変わり、そのなかで生活する人々の厳しさ、とくに厳冬の身も凍るような寒さといった自然と生活を少年の目で捉える。今から100年ほど前の人々の生きる姿が生々しく伝わってくる一大叙事詩である。
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第七の封印
制作年:
巨匠ベルイマンが、ペストの流行する終末的世相を呈していた中世に、現代に通じる死生感の問題を探った作品。遠征に失敗した十字軍の騎士が、人生に懐疑を抱き諸国を遍歴する。宗教に解答を求める騎士の悲壮な姿を、古典様式の画面にドラマティックに描いた秀作。
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処女の泉
制作年:
中世の北欧伝説“ベンデの娘“を女流作家イサクソンが脚色し、ベルイマンが演出にあたった世界的名作。16世紀、スウェーデンの片田舎に住む富豪の一人娘カリンは、教会に行くため、長い道中の旅に出る。だが途中、カリンは3人の無頼漢に犯され殺されてしまう。後に事実を知ったカリンの父親は敢然と犯人たちに復讐を誓い、それを実行する。娘の死の悲しみとともに復讐の罪深さにおののく父親。だが変わりはてた娘のそばからは、清らかな泉がこんこんと湧き出ていた……。暴行と復讐という絶望的な世界に、宗教に救いを見いだす人間の姿が、簡潔な画面から見事に表現された秀作。
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野いちご
制作年:
人生の空しさと孤独を、一人の教授を通して、現実と回想と悪夢の中に描いたベルイマンの傑作。前作「第七の封印」で神の不在を問うたベルイマンは、この作品では、人間の愛と憎しみ、生と死といったテーマに鋭く切り込んだ。遺作となったシェーストレムの名演は忘れ難い。
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ドリームスケープ
制作年:
超能力を持った青年アレックスは、ある研究所から協力を依頼される。それは悪夢に悩まされている人の夢の中に入り、その根源を探って悪夢を断つというものだった。だが研究所の本当の目的が、大統領の暗殺であることを知ってしまう……。D・クエイド主演によるSFサスペンス。
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クレムリンレター 密書
制作年:
名匠J・ヒューストンが、国際スパイ作戦を描いたノエル・ベーンのベストセラー小説『クレムリンの密書』を映画化したもの。“クレムリンの密書“とは、自由主義諸国がソ連と共同で中国の各基地を粉砕する協定を結んだという裏書きのこと。アメリカ情報部は、誤って署名したこの密書を取り戻すため、ローン海軍少佐をソ連に送り込むが……。
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冬の光
制作年:
ベルイマンはプロテスタントの上級僧職者の息子だが、この「冬の光」は、僧職に就かなかった彼が、もし家業に就いていたらという仮定のもとに作られた、自伝的要素を含んだ作品。“神の沈黙”といわれる3部作の第2編にあたる。ベルイマン自身が“神”を常に意識しながらも、“僧職”におさまり、偽善的な教えを反復するには至れなかった苦悶が感じ取れる。細心の注意を払ったルンドグレンによる教会内部のセットと、超高感度フィルムを使用して映し出した光の明暗の美しさが出色。
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魔術師〈1958年〉
制作年:
19世紀スウェーデン。魔術師の旅芸人一座が、魔術はインチキだという領事や警察署長、医師の前でレパートリーを演じさせられる。彼らは神秘を信じない俗人たちに、したたかなしっぺ返しをする……。後年のベルイマン作品と違ってラストはにぎやか。
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夢の涯てまでも
制作年:
世界各国をロケし、最先端ハイビジョンを駆使するなど話題をまいたが、昔からのヴェンダース・ファンは首をかしげ賛否が大きく分かれた問題作。1999年の近未来、滅亡の危機に瀕した世界を舞台に、謎の旅を続けるトレバが世界各地で集めた映像を、盲目の母親の脳の中に送り込む実験を始めるが……。
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鏡の中にある如く
制作年:
孤島に住む4人の家族がこの映画の登場人物。それぞれが孤独と絶望感のなかで、神と愛による救いを求めている。ベルイマン監督の“神の沈黙”に関する3部作の1本で、白黒の明暗法を駆使して神秘的な雰囲気を作り出し、重々しい主題に魅力を与えている。
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レナードの朝
制作年:
30年間も半昏睡の状態で精神病院で暮らしてきた障害者レナードが新任医師の努力と誠意で奇跡的に“めざめの朝”を迎える。果たして彼は普通の生活に入っていくことができるのだろうか?実話をもとに女流監督P・マーシャルが、R・デ・ニーロとR・ウィリアムズの競演で描く感動作。
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コンドル〈1975年〉
制作年:
推理小説などを読んでプロットを書き出すのが仕事のCIAの一員コンドルは、知らぬ間に、内部抗争に巻き込まれる。偶然知り合った女性カメラマンとともに上層部の陰謀を暴いていくが……。執拗に追ってくる殺し屋の紳士ぶりが不気味。
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