ヴィンセント・ギャロ
ヴィンセント・ギャロの詳細情報・プロフィール
- 生年月日
- 1962/4/11
- 出身地
- アメリカ/ニューヨーク州
- 詳細
- NYアンダーグラウンドを拠点として活躍する多才なサブカル系マルチ・アーティスト。どこを見つめているのかわからないギョロリとした目の神経質的な容貌は、一度見たらクセになる超個性派俳優でもある。本名はヴィンセント・ヴィート・ギャロ、ニックネームはヴィニー。 両親はイタリア・シシリー島からの移民で、3人兄弟の真ん中に生まれる。16歳で家を飛び出たギャロはNYに移り住み、彼が初めて映画出演したドキュメンタリー「New York Beat Movie」(81)や「バスキア」(96)でも知られる黒人画家ジャン・ミシェル・バスキアと、「グレイ」というバンドを組んで活動したり、画家として個展を開くなど、NYアンダーグラウンドシーンのカリスマ的存在になっていった。やがてヨーロッパに渡った彼は、画家や音楽活動を続ける傍ら、プロのバイクレーサーとして転戦、短編映画も撮り始める。84年には自らも出演した映画「The Way It Is」のサントラを担当、ベルリン映画祭で最優秀音楽賞を受賞するなど、アーティストとしての名声は高まるばかりだった。その個性的な風貌も受け、カルヴァン・クラインなどのモデルとしても活躍。9 年代に入ると俳優業に本腰を入れ、マーティン・スコセッシ監督の「グッドフェローズ」(9 )、エミール・クストイッツァ監督の「アリゾナ・ドリーム」(92)、父親に愛されない私生児を演じたビレ・アウグスト監督作「愛と精霊の泉」(93)、アベル・フェラーラ監督の「フューネラル」(96)と、欧米の名だたる監督たちの作品に登場。ベネチア国際映画祭で作品賞を受賞したコメディ「パルカーヴィル」(95)では、強盗の才能がないのに強盗を試みる気のいい三人組の一人を演じて、コメディでもイケているところを見せる。そして98年、監督・脚本・音楽・主演を務めた「バッファロー'66」(98)で大ブレイク。コワモテの外見とは裏腹に、小心で愛に飢えた孤独な男と拉致した少女との純愛を描いて、若者たちに熱狂的に迎えられ、サンダンス映画祭をはじめ、多くの映画祭で高く評価された。日本でも大ヒットを記録、ギャロが一躍時の人となったのは今も記憶に新しい。続く「GO!GO!L.A.」(98)では、「Cool!」が口癖のハイな男、「トリック・ベイビー」(99)では男なのにシスターと名乗る、ハイトーンボイスのカルト教教祖様、「グッバイ・ラバー」(99)では静かなる殺し屋と、ルックスどおりのエキセントリックな役をこなし続ける彼だが、フランスの女流監督クレール・ドゥニとのコラボレートも有名。オムニバス「フィガロ・ストーリー」(91)の一遍「Keep It for Yourself」に参加後、「ネネットとボニ」(96)で何故かパン屋の主人、そして異色ホラー「ガーゴイル」( 1)では、血に飢える病にかかってしまった男が妻への愛と狂気の衝動に引き裂かれる姿を哀しくも壮絶に演じて、彼らしい個性を引き立たせている。また、日本の配給会社の支援を受け、全スタッフクレジットが自分という“オレ様映画”「ブラウン・バニー」( 3)の製作を開始、編集途中ながらカンヌで上映して徹底的にコキおろされて、後には撤回したが一時は「もう映画は撮らない」とも発言した。恋人の面影を求めて旅をする孤独な男の彷徨を写したギャロ渾身の「ブラウン・バニー」最終編集版は、日本とヨーロッパで公開されている。その後は、イタリア映画「Gli Indesiderabili」( 3)で出演した。 グンゼのパンツを愛用しており、来日時には大量に買い込んだらしい。近年は、自分の精子や自分との一夜をネットオークションにかけるなど、ますます奇行が目立っている。 84年に一度結婚しているが後に無効になり、アーシア・アルジェントとも98年に婚約したが破局。自ら監督した短編映画「LOVE,LOVE,DRIVE」の中でイチャついていた妻ベサニー・リッツとも別れてしまった。クロエ・セヴィニーは一時期恋人だったが、大喧嘩して別れ、マスコミに対しても互いに罵り合う仲だったが、「ブラウン・バニー」の相手役は彼女しかいないと思ったギャロが出演を依頼。和解して、クロエは後に物議をかもしたシーンも含め、献身的に演じてくれたという。
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「ヴィンセント・ギャロ」に関するFAQ
Q.ヴィンセント・ギャロの生年月日は?
A.1962/4/11
Q.ヴィンセント・ギャロの出身地は?
A.アメリカ/ニューヨーク州
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