早乙女太一「僕に夢、そして目標を持たせてくれた作品」『髑髏城の七人 LAST STAND』にやる気!
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■<天魔王>早乙女友貴
この『髑髏城の七人』という作品は、自分にとっては劇団☆新感線との出会いの作品なんです。映像で初めて『アオドクロ』を拝見した時、目を輝かせてすっかり見入ってしまった記憶があります。その作品の最後の公演に天魔王として板の上に立たせてもらえるというのは、本当に感慨深いですね。新感線に参加するのはこれが七回目になるんですが、意外とみなさん、僕が既に『髑髏城』に出ていたと思われている方が多いみたいで。この前も古田(新太)さんに「嘘をつくな、お前、初めてじゃないだろ」と言われました。周りの方からさんざんそう言われるので「もしや、出ていたのかも?」なんて思いつつ(笑)、自分としてはフレッシュな気持ちで最後まで天魔王として舞台の上に立ちたいと思っております。
泣いても笑っても、新感線での『髑髏城』はこれが最後になるそうなので、僕たち自身も悔いは残さず、自分が持っているものを全て出し切って、そして楽しみに待ってくださっていた方や、初めてご覧になる方にも、年齢層を問わず本当に楽しんでもらえる作品ですので、また新たな髑髏城を楽しんでもらえたらなと思います。
■<極楽太夫>柚香光
私も初めて見た新感線さんの舞台が『髑髏城の七人』でした。早乙女太一さんが蘭兵衛役をされていた、いわゆる“ワカドクロ”公演です。ですのでその演目の集大成ともいえる今回の公演に、極楽太夫として出演できることを本当に光栄に思っております。そして私は昨年の五月に新感線さんの舞台『紅鬼物語』で主演をさせていただいたのですが、稽古から千穐楽の日まで毎日が充実していて、本当に楽しかった思い出となっていまして。それと同時に「もっとこうしたかった」とか「こうすべきだった」という気持ちが今もありますので、その時にいただいたものだけでなく、自分ができなかったことへの想いなどをすべて極楽太夫という役に繋げ、ぶつけていきたいなと思っております。
多くの方に愛されているこの作品の“LAST STAND”ですから、心を込めて務めさせていただきたいと思います。そして長丁場の公演でもありますので体調管理をしっかりとしつつ、精神共に健康な状態で一回一回の舞台に臨み、劇場にお越しいただいた皆様と『髑髏城』の世界に没頭できるよう誠心誠意努めてまいります。
■<兵庫>片岡千之助
最初にお話をいただいた時は「あの新感線さんに声をかけていただけるなんて」と嬉しい喜びがあったのですが、兵庫というお役だったので「えっ、僕が兵庫?」とも思いました。若干、自分のキャラクター性みたいな部分でギャップを感じておりまして少々不安もありますが、ただやはり“いのうえ歌舞伎”という歌舞伎という言葉がつくこの舞台で、“傾奇者(かぶきもの)”と呼ばれる兵庫を歌舞伎役者の自分が演じさせていただける。これは、とてつもない喜びでもあります。この兵庫役を経て自分の新境地を開き、たくさんの経験を積ませていただいて、またさらに成長できるように一日一日を大切に一所懸命に努めたいと思っております。
それにしても、もうずっとワクワクドキドキしていて、ブルブルしちゃっているのは武者震いだという感覚で捉えているんですけれども(笑)。立ち回りも、歌舞伎でやっている時とはスピード感からして違いますし。でも台詞に関しては小気味の良いテンポ感というか、歌舞伎の時の「何が何して何とやら~」というリズム感に近いものもやはりありますので、そういう意味では自分が今まで培ってきた、学ばせてもらってきたものをうまく兵庫という“傾奇者”の役に当てはめてみたいです。
猪突猛進に身体を張って、兵庫らしく突き進めたらなと思っています。個人としましては今までになかった役をいただきましたので「千之助はこういう役もできるんだな」と思っていただけるように、少しでも多くのお客様に喜んでいただけますように頑張りたいと思っておりますので、おみ足を運んでいただけたら幸いでございます。
■<沙霧>桜井日奈子
私も新感線には初めて出演させていただきます。新感線に出演することは夢でしたので、オファーをいただいた時は嬉しくて叫んでしまったくらいです(笑)。でも先日、初めて立ち稽古をさせていただいた時には、自分が今までやってきたものが通用する現場ではないように感じて、とても焦ってしまいまして。だけど同じシーンに馬木也さんもいらっしゃって同じくらいアセアセされていたので、私も焦って当然なんだと少し安心しました(笑)。第一線で活躍されているみなさんに私も必死に食らいついていきたいと思っています。
実はアクションをやれることも楽しみだったので、オファーをいただいてすぐに体力作りをしなければとアクションの練習に通ってみたり、ジムに加えてミット打ちもやったりしていました。いのうえさんから「膝と腰を強化しておいたほうがいいよ」ともお聞きしたので、今は家にあるランニングマシーンで走って膝と腰を守れるように頑張っています。
あと、捨之介との関係で沙霧のキャラクターは変わっていくとも、いのうえさんに教えていただいたので、太一さんとのお芝居でどういう風に沙霧が完成していくのかということも、楽しみにしているところです。
また個人的には稽古二ヶ月、本番五ヶ月、計七ヶ月という時間を作品に捧げた経験がなかったので、今回どこまで自分がやれるかが正直不安でもあるのですが。でもやはり最後の『髑髏城の七人』のキャストの中に選んでいただけたことが本当に嬉しいので、身も心も捧げる覚悟で挑みたいと思っております。一人でも多くの方に来ていただけるよう、しっかり稽古を頑張ります。観に来てくださると嬉しいです。
■<青嵐の咬牙>近藤頌利
大阪の大先輩であり、僕がこの業界に入ってからずっと恋い焦がれていた劇団☆新感線に今回初めて参加できることを嬉しく思います。そんなキラキラした気持ちはあるのに、初めましての方々が稽古場にたくさんいらっしゃって、まだ正直なところなかなか馴染めていません。ですが、せっかくですので共演者の方々とも深い絆が生まれたらいいなと思っています。役どころとしては僕はここにいるほとんどの方々の敵ではあるのですが……、千穐楽を終える頃には絆が芽生えていたら嬉しいです。
僕、捨之介の最初の名乗りの台詞、あれが何よりも好きなんです。先日、稽古場であの台詞の場面を見ることが出来まして、もう感動しました! あれがこの先、何度も見られることを思うと嬉しいのですが、でも僕は敵の役なので……なんとか食らいついていきたいなとは思っております。あと、稽古中に自分が喋ったタイミングで「カカン!」と効果音が鳴るたび「うわ! 劇団☆新感線だ!」と感動しています。そんな日々の連続です(笑)。ともかく、怪我なく頑張ります!
【公演概要】
2026年劇団☆新感線46周年興行・冬公演 いのうえ歌舞伎『髑髏城の七人 LAST STAND』
■演出 いのうえひでのり
■出演
早乙女太一 塩野瑛久・藤岡真威人(Wキャスト)早乙女友貴
柚香 光 片岡千之助 桜井日奈子 近藤頌利 河野まさと
木村 了 浜中文一 粟根まこと 山口馬木也
右近健一 逆木圭一郎 村木よし子 インディ高橋 山本カナコ
礒野慎吾 吉田メタル 中谷さとみ 保坂エマ
川原正嗣 武田浩二 横山一敏
藤家 剛 川島弘之 菊地雄人 あきつ来野良 藤田修平
北川裕貴 寺田遥平 竹之内景樹 石倉和樹 永易大空 古見時夢
山崎朱菜 奥津陽子 乾 ライム 大内美里沙 岡山玲奈 高野 渚 日比野愛柚
■公演日程・会場
【東京公演】2026年11月14日(土)~12月25日(金) 新橋演舞場
【長野公演】2027年1月21日(木)~24日(日) ホクト文化ホール
【金沢公演】2027年2月8日(月)~14日(日) 金沢歌劇座
【大阪公演】2027年2月25日(木)~3月11日(木) フェスティバルホール
■企画・製作 ヴィレッヂ 劇団☆新感線
<公式サイト>https://www.vi-shinkansen.co.jp/dokuro2026/