能登半島地震から1ヵ月、寄付を表明した著名人たち 大谷翔平、嵐、YOSHIKI、新しい地図も
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年も明けたばかりの今月1日に北陸地方を襲った「令和6年能登半島地震」。地震発生の数日後から、多くのスポーツ選手、ミュージシャン、俳優、タレントらが続々と被災地への寄付や支援を表明した。ここでは地震の発生から1ヵ月を機に、被災地支援のアクションを起こした著名人たちの情報を紹介していきたい。
【写真】寄付を表明した著名人たちと、それぞれの寄付金額
■スポーツ選手
昨年末の移籍が日米の野球界で大きな話題となった大谷翔平は、自身の公式インスタグラムで、所属球団のロサンゼルス・ドジャースと共同で100万ドル(約1億4500万円)を寄付することを表明。この投稿から数日後、アメリカのニュース番組では、大谷が個人でさらに別枠の寄付を行う予定であるとも報道された。
同じくメジャーリーグのサンディエゴ・パドレスに所属するダルビッシュ有は、出身地の大阪府を通じて5000万円を寄付。代理人の母・郁代さんと弟・賢太さんが大阪府庁を訪れて、吉村洋文知事に義援金の目録を贈呈した。ダルビッシュが寄付した5000万円の寄付金は、大阪府を通じて被災地に送られるとのこと。
また東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大は、甚大な被害を受けた石川県に災害義援物資として、自身も愛用している西川のマットレス100本を寄付。そしてキックボクサーからプロボクサーへ転向した那須川天心は個人で500万円、さらに所属ジムをはじめとした関係者と共同で1000万円を寄付したことを公表している。
■ミュージシャン
1000万円とクリスタルピアノ落札価格4000万円を寄付したYOSHIKI
嵐はグループによる公式エックスの投稿にて、メンバー5人の連名で「我々も何か少しでも力になれないかと話し合い、被災地へ義援金を届けることを選びました」と表明。所属レーベルの公式サイト上で寄付額も公表され、2023年12月31日に大みそか特別興行として上映された映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』の収益を含む6750万円を「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」に寄付したことを明らかにした。
これまでもチャリティー活動を積極的に行ってきたロックバンド・X JAPANのYOSHIKIは1000万円を日本赤十字社を通じて寄付。さらにその後、愛用していたクリスタルピアノをネットオークションに出品し、4000万円で落札されると、自身が運営するアメリカの非営利団体を通じて日本赤十字社に全額を寄付した。
2022年7月から約1年間の期間限定で活動を再開していたロックバンド・男闘呼組は、2023年に行われた全国ツアーと日本武道館でのワンマンライブ、そして日比谷公園大音楽堂で行われたラストライブの収益から4000万円を「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」に寄付。公式サイトの中で、男闘呼組メンバー4人から「被災者や被災地の支援に貢献したい」という強い申し出があったことを明かしている。
また2023年に日本レコード大賞を受賞したMrs. GREEN APPLEの大森元貴(ボーカル、ギター)は1000万円を被災地支援のために寄付。またNissyこと西島隆弘は石川県災害義援金配分委員会へ1000万円の寄付を発表。浜崎あゆみは日本赤十字社に1000万円を寄付している。