クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

『とと姉ちゃん』唐沢演じる“強烈”編集者・花山、モデルとなった花森安治さんとは

エンタメ

『とと姉ちゃん』のヒロイン・常子と編集者・花山伊佐次
『とと姉ちゃん』のヒロイン・常子と編集者・花山伊佐次(C)NHK

 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』で、21日放送回から編集者・花山伊佐次役で登場した唐沢寿明。この日の放送では挿絵を受け取りに来た常子(高畑充希)に、「帰れ!邪魔するな!!」「三度も言わせるな!」と怒鳴りつけるなど、その強烈な“めんどくさい”キャラクターで大きなインパクトを与えた。花山はのちに常子とともに生活総合雑誌『あなたの暮し』を創刊、ここから物語はクライマックスへと向かう。その花山のモデルになったのが花森安治さん。伝説の編集者といわれた花森さんとはどのような人物なのだろうか。

【関連】『とと姉ちゃん』フォトギャラリー

 21日、花山が初登場するなりネット上では「唐沢さんキター!これからが楽しみ」「登場して1分で完全な“唐沢寿明劇場”になっていた!」「録画して何度も見ている」「(星野武蔵に扮する)坂口健太郎が去って寂しかったところに唐沢さん!楽しみができた!」など大きな反響を呼んだ。

 花山のモデルとなっているのは雑誌『暮しの手帖』の創業者である名物編集者・花森安治さん。女性読者の気持ちを理解するためか、おかっぱ頭でスカートをはいて出勤するという異端の人だったそうで、ドラマで花山がスカートをはいて登場するシーンがあるのかも注目されている。

 そんな花森さんは1911年、兵庫県神戸市に生まれた。旧制松江高校から東京帝大文学部美術史学科へ入学。「東京大学新聞」の前身「帝国大学新聞」で編集活動を行い、太平洋戦争が始まると招集され満州に赴く。除隊後、帰国してからは大政翼賛会の宣伝部門で軍部の戦争遂行にかかわり、その悔恨から、戦後は一貫して“人々の暮らし”に焦点をあてた編集に関わった。

1ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る