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スカーレット・ヨハンソン、写真で振り返る25年 子役からブラック・ウィドウへ

映画

■オスカーにWノミネート レッドカーペットでもレボリューション!

 その後も数々の作品に出演し、2019年には、ある夫婦の結婚生活の終焉を描く『マリッジ・ストーリー』と、第二次世界大戦中のドイツが舞台の『ジョジョ・ラビット』が公開され、アカデミー賞にWノミネートされた。

『ジョジョ・ラビット』(2019) 写真提供:AFLO
 レッドカーペットでは、『アイアンマン2』(2010)で初めてブラック・ウィドウにふんした頃から、美女という気負いがなくなり、クールなコーデが増えた印象。『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)のプレミアでは、ステラ・マッカートニーのブラックのミニドレスというこれまでにないシンプルなルックで登場し、同年のアカデミー賞では、サイドを刈上げたクールなヘアと、ヴェルサーチのドレスでセクシーにキメ、当時の夫ロマン・ドリアック(2014年に結婚、2017年に離婚)と共にカメラの前に立った。ちなみにロマンとの間には、第1子となる女の子を授かっている。

 ここ数年は、タトゥーを際立たせるコーディネートも増えている。2019年のヴェネツィア国際映画祭では、グレーのパンツにクロップドトップで、お腹のタトゥーをチラ見せ。Wノミネートされた第92回アカデミー賞では、オスカー・デ・ラ・レンタのシルバードレスで登場。大胆に開いた背中とシースルーになった脇から、タトゥーがのぞくデザインだった。

『ブラック・ウィドウ』(2021) 写真提供:AFLO
 また2018年のメットガラでは、マルケッサのドレスで現れ、世界をあっと驚かせた。マルケッサは、性的暴行容疑で訴追されている元大物プロデューサー、ワインスタインの元妻が手掛けるブランドで、スキャンダル以来、同ブランドを選ぶセレブはほぼいなくなっていたからだ。これについてスカーレットは、才能ある女性デザイナーをサポートするためとコメントしている。

■祝『ブラック・ウィドウ』公開! 第2子妊娠報道も

 スカーレットが演じるのは、アベンジャーズの一員にして、スーパーパワーを持たず、類まれなる身体能力と訓練されたスキルで戦い抜いてきたブラック・ウィドウ。2010年に初登場して以来、計7作品で活躍してきた彼女の秘められたストーリーが、ついに明かされる。

スカーレット・ヨハンソン&コリン・ジョスト(2020年、第92回アカデミー賞) 写真提供:AFLO
 彼女は今作で、11年に渡って演じてきたブラック・ウィドウを卒業する。これに加え、つい先日、夫で、昨年結婚したコメディアン/ライターのコリン・ジョストとの間に、新たに子どもを授かっていることが判明した。芸歴が長いだけあって、プライバシーを上手くコントロールしている感のあるスカヨハだけに、多くを語られる事はなさそうだが、新たなるライフステージに足を踏み入れたことがうかがえる。子役でデビューし、あどけなさ残る10代でブレイク、美女の名を欲しいままにした20代、そしてスーパーヒロインを経て、公私ともに新たなる境地へ歩み出したスカーレット。これからますます目が離せなくなりそうだ。(文・寺井多恵)

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