父から受け継いだ『ゴーストバスターズ』のバトン 「ECTO‐1でカーチェイスを!」あふれる思い
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今作での監督のお気に入りのガジェットを聞いてみると、監督のスイッチが入り、マシンガントークがさく裂!
「まずは撮影現場でゴーストを見たときのことを話させて! というのも、(CGではなく)プラクティカル・アニマトロニクスやパペットを使ったから、実際にテラードッグ(破壊神ゴーザの番犬)と相対することもできたんだ。1984年当時に僕がテラードッグの前に立ったのと同じようにね。
映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』ジェイソン・ライトマン監督
パペットたちに命を吹き込んだのは、当代一のパペッティアたちだ。テラードッグの脚を動かしているのは、『ジュラシックパーク』でT‐レックスの脚を動かした人なんだよ。役者たちは、目の前で命が吹き込まれていくパペットを相手に演じることができた。感動するよ。そしてスクリーン上で見るミニマシュマロマンときたら! なんでもかんでも壊したがる、よちよち歩きの小悪魔たち。なんとも愛らしいカオスだ。すべてのシーンに出したいと思うほどだよ」とあふれる思いが止まらない。
映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』超キュートなミニマシュマロマン
さらに「僕は昔からカーチェイスをやりたかった。コーナーを猛スピードで曲がっていくECTO‐1とかね。今回、あの車を作りなおして、ドリフトができるようにコルヴェットのエンジンを入れたんだ。あの車を使ってのカーチェイスは、僕が子どものころから見てきた映画そのものなんだ。『スター・ウォーズ』のスピーダー・バイクや『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアン。子どものころに見ていた映画のようなシークエンスを作ることができて、その中で僕らのヒーローたちが時速80マイルでゴースト退治をしているんだ」と目を輝かせる。もちろん不安もあったそうで「考えているときには、うまくいくという確信はなかったけれど、ニューヨークのコミコンで3000人の観客が彼らに声援を送っているのを見て、うれしくてゾクゾクしたよ」と確かな手ごたえを感じた様子。
映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』ECTO‐1も復活!
●ゴーストバスターズは常にアウトサイダー
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