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渡邊圭祐、『ハガレン』でも一人二役 『ジオウ』の経験は「少なからず生きているのかも」

映画

『仮面ライダージオウ』の経験は「少なからず生きているのかも」

ーーリンを演じるにあたって、「王子である気品と自信を保ちつつ、頼りなさも垣間見えるように尽力した」とコメントされていました。具体的に、どんな役作りをしたのでしょうか?

渡邊:生き倒れているシーンなどもあり、基本的にリンは、抜けている行動が多いと思います。その一方で、気合を入れているようなシーンや、自分の思いを語るシーンでは、王子としての気品が、より出てくると考えました。だから、あえて頼りなさに対しては特別なことをせず、真剣なシーンなどでしっかりと締めることを意識しました。

ーー俳優デビュー作『仮面ライダージオウ』(テレビ朝日系)では黒ウォズ&白ウォズの二役を一人で演じられましたが、今回のリン/グリードも一人二役でしたね。

渡邊:そうなんですよね。通り名が2つある役というか、役名にスラッシュが入った役をやらせていただく機会が多いんです(笑)。


ーー(笑)。二面性のある役を演じる際に意識していることはありますか?

渡邊:ないです。僕としては、同じ期間に2つの作品でそれぞれの役を演じているのと感覚が一緒なんですよ。それに、結局同じ人間から出ている声だから、どれだけ声色を変えたとしても、感情が入ったときの声や基本的な部分では一緒になると思っているので、特に演じ分けたり、軸を持たせたりというのは意識しなくとも、おのずと接点が出来上がってくるんじゃないかなと思っています。

ーーそれに気付いたのは、いつごろだったんですか?

渡邊:当時は思いませんでしたが、『仮面ライダージオウ』の経験は少なからず生きているのかもしれませんね。無理して違うものを演じようとせず、“キャラクターを深く掘ったら出てきた一面”と捉えています。今回のリンとグリードに関しては、二役ではあるのですが、撮影日が違ったり、メイクや見た目が違ったりしたので、差別化できました。

ーーなるほど。これまで幅広い役を演じてきた渡邊さんが、俳優デビューから4年を迎える今、挑戦したい役柄はありますか?

渡邊:いろいろな役をやってみたいのですが、男くさいバディものの作品には挑戦してみたいです。あと、本作で共演している佐藤隆太さんが出演された『THE3名様』や『木更津キャッツアイ』のような男子のちょっとくだらない日常を描いた作品にも憧れます。コメディー要素がありつつ、最後にすごくきれいに伏線が回収されていく、ユニークで気負うことなく見られる作品に出演してみたいです。(取材・文:於ありさ 写真:松林満美)

 映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』二部作は、前編『復讐者スカー』が5月20日、後編『最後の錬成』が6月24日より公開。

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