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『夜明けまでバス停で』大西礼芳、恩師・高橋伴明監督からの言葉を胸に臨んだ現場での変化

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大西礼芳

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■いろいろな国の人と作品を作りたい

 キャリアは10年に達した。現在は女優として作品に携わっているが、大西は「芝居をすることが楽しいのかは正直分からないんです。なによりやりがいを感じるのは、いろいろな部署の方たちと話し合いながら一緒に作品を作ること」と語る。
 
 「この作品でも、居酒屋でのシーンが出てきますが、エキストラの方たちを含めて、一つのシーンを作り上げるために、たくさんの人たちが参加するじゃないですか。そのチームワークの中に自分がいることが、とても楽しいんです」。


 モノづくりの一員としての女優業。演じるときの視点も、頭の片隅には視聴者目線があるという。将来的には監督業にも? という問いには「少しだけ考えたことはあります。絵を描くのが好きで、たまに漫画なども描くので、自分が描いた物語をどのような絵で見せるか…ということには興味があります」と語っていた。

 「日本に限らずいろいろな国の人と作品づくりをしたい」と今後について語った大西。文化や風土が違う中、人とのつながりによって生み出される表現――。大西の中心にあるのは常に“コミュニケーション”というキーワードなのかもしれない。(取材・文:磯部正和 写真:高野広美)


10月8日公開の映画『夜明けまでバス停で』(C)2022「夜明けまでバス停で」製作委員会

 映画『夜明けまでバス停で』は10月8日より新宿K’s Cinema、池袋シネマ・ロサほか全国順次公開。

ヘアメイク:廣瀬瑠美/スタイリスト:田中トモコ(HIKORA)

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