菅井友香、ソロ1年目は全力疾走「止まらずに駆け抜けたい」 櫻坂46卒業後の変化も
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――卒業後、2022年12月9日にはグループのイベント「2nd YEAR ANNIVERSARY ~Buddies感謝祭~」を鑑賞。“Buddies(櫻坂46ファンの愛称)”デビューを報告していました。
菅井:グループ時代も「BAKCS LIVE」(※)や日向坂46、乃木坂46さんのライブを見に行く機会はあったんです。でも、メンバーではなく応援する側として見に行くのは初めてで「こんなにも心が楽なんだ」と、不思議な気持ちになりました。Buddiesとしてステージを見ているときは、メンバーと目が合うだけで「こんなにうれしいんだ」と思ったり、ファンの皆さんがペンライトの色を切り替えるのが早くて「いつの間に変えてたの!?」と驚いたり(笑)。同じ時間に、同じ場所で応援する力の大きさ、楽しさを感じました。(※BACKSは、櫻坂46内の楽曲フォーメーションで3列目を担うメンバーによるチーム)
――菅井さんの役割を継いだ櫻坂46の2代目キャプテン・松田里奈さんの活躍は、どう見えましたか?
菅井:進行はもちろん、メンバーのみんながやりやすい空気感を作るのが上手でした。一緒にステージに立っていた身として、「Buddies感謝祭」は大変だったと思うんです。まつり(松田の愛称)と終演後に会ったときは、涙を流しながら「ゆっかー(菅井の愛称)さん! 見たら涙が出ました! 戻ってきてください!」と言ってくれました。メンバーをねぎらうため、私が大好きなパンを差し入れに持っていったんですけど、終演後、まつりが「いただきました」と写真付きメッセージを送ってくれて、こんなにも懐いてくれるかわいい後輩がいて、うれしいなと思いました。
――ソロになってから、グループ卒業を実感する場面もありましたか?
菅井:制服を着なくなったことで「メンバーではなくなったんだ」と実感しました。私が卒業したあと、新制服のフィッテイング後に「絶対ゆっかー好きなやつだよ」とメッセージを送ってくれたメンバーもいて、寂しいというより懐かしかったです。ソロで初のバラエティ番組収録もあり、収録後に告知を撮影するときに「櫻坂46の〜」と言ってしまったときは「あ、違うんだ!」とハッとして(笑)。撮り直しになってしまい「まだ抜けていないんだ」と思いました。
――グループ卒業から約2ヵ月。スタートダッシュ期間となるソロ1年目はどう活躍したいですか?
菅井:卒業後に「ちょっと休んだ方がいいよ」「海外に1ヵ月、行ってみれば?」と、アドバイスも頂いたんです。でも、グループ卒業からの1年間は、止まらずに駆け抜けたいと思いました。性格として、ゆっくりできないんです。何かしらの活動があった方がメンタルも安定するタイプなので、少しでも求めていただける限りは、ずっと止まらず、頑張っていきたいです。
(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:上野留加)
舞台『新・幕末純情伝』は東京・紀伊國屋ホールにて1月28日〜2月12日、神戸・AiiA 2.5 Theater Kobeにて2月17日〜19日上演。