『下剋上球児』中沢元紀×兵頭功海×菅生新樹×奥野壮、半年におよぶオーディションで築いたチームワークに自信
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日曜劇場『下剋上球児』場面写真 (C)TBS/撮影:ENO
――鈴木亮平さん、黒木華さんをはじめとする共演者の皆さんの印象はいかがですか?
菅生:先生たちと一緒に演じるシーンが多くて、僕たちがなんかこう、まとまっていなかったりした時に、亮平さんが監督さんに「生徒役の子たちはどうしたらいいですか?」と僕たちのことを気にかけて質問してくださったりするんです。僕たちが気付いていないところも、気付いて聞いてくださるから、本当に先生みたいで、勉強になることばかりです。
菅生新樹
兵頭:鈴木さんとのシーンでは、台本には書いていないことでも、「こういうことがあったから、こういうことを伝えたくて会いに来てると思うんだよね」と、想像を共有してくださるんです。こんな裏まで考えて、1つ1つこだわったうえで、あのナチュラルさを出されているんだと思うと感動しました。
奥野:本読みの時に、亮平さんだけに限らず、生瀬勝久さんだったり小日向文世さんだったり、俳優部の皆さんに「なんだ、この説得力は!」って衝撃を受けました。言葉に表すのも難しいんですけど、「そういうふうに言うよな」ってこっちが納得させられるようなセリフの出し方を目の当たりにして、僕たちはいつになったらこうなれるんだろうと、遠く感じたりしましたね。
中沢:黒木さんもカッコイイなと思ったことがあって! 今回、テストの段階からカメラを回して、どのテイクがOKになるか分からない撮影方法を取っているのですが、一度テストでOKになったことがあったんです。僕たちみんな「テストでOKだったんだ」って思っている中、スタッフさんが「黒木さん、大丈夫ですか?」って確認したら、「私はいつも100%でやっているので大丈夫です」って。
中沢元紀
兵頭&菅生&奥野:かっけー!!
中沢:そうするのが役者として当たり前だけど、経験値をたくさん積んでいる方から改めて聞くその言葉はやっぱすごいなって思いましたね。
菅生:しかも、さらっと言うんだよね。
――共演者の皆さんが本当の学校の先生のような存在なんですね。
菅生:本当に皆さん、背中でいろんなことを見せてくださっています。