小泉今日子&小林聡美、出会いから40年 「嘘がない」「天才」“ふたり”を結ぶ心地よい信頼関係
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小林聡美
――今回のドラマには、橋爪功さん、丘みつ子さん、由紀さおりさん、名取裕子さん、ベンガルさんと大先輩の皆さんが多く出演されています。
小林:最近どの現場に行っても、最年長だったりするので今回は久々に後輩気分を楽しめました。
小泉:先輩方は、本当にお元気で素敵なんですよ。先輩方のお話を聞ける機会があるっていうのは本当に幸せでした。
小林:楽しかったです。
――小泉さんは、由紀さんとは『あんみつ姫』で、橋爪さんとは『愛するということ』でご共演されています。小林さんも名取さんとは『3年B組金八先生』でご一緒でしたが、若い頃の自分を知る先輩との共演はいかがでしたか?
小林:当時は子どもだったのでお話も普通にできなかったところを、私も大人になって、先輩方と普通に大人としていろいろ会話ができる。「昔はこういうふうに思っていたのよ」というお話を聞いたりできるというのは、豊かで面白いなと感じました。
小泉:由紀さんも橋爪さんも変わらないんですよね。由紀さんは昔からいろんな話を気さくにしてくださる方で、それもまったく変わっていないし、橋爪さんもちょっとユーモアを持って接してくれるところも変わっていなくて。ずっとこの世界で変わらずいてくれて、由紀さんなんていまだにものすごい数のライブをやっていたりする。まだまだ自分も行けるかな?っていう希望みたいなものを、今回先輩方にたくさん見せていただけました。丘さんも名取さんもお元気だし、オシャレで。すごくいい時に再会できたなという感じがしました。
あと、お兄ちゃん役の杉本哲太さんと、第3回ゲストの仲村トオルくん、そして聡美さんと私は同学年だったりするんです。4人のシーンは同窓会的な感じでウルっとしました。