蒼井優、パワーの源は「家族」 世の中のママたちにも「ものすごく勇気をもらっています」
蒼井優 クランクイン! 写真:高野広美
――完成した映像をご覧になっていかがでしたか?
蒼井:チャポンがアンパンマンにお風呂上がりに頭を拭いてもらうシーンがあるんですが、台本を読んだ時にうれしくて笑いがこみ上げてきちゃったんです(笑)。そのシーンの映像は、まるで夢のようなカットでした(笑)。それとクライマックスはアフレコではあまり想像できなかったのですが、映像を見てものすごく迫力があったので感動しました。
――お子さんに出演することをおっしゃっていないとのことですが、本作を映画館に見に行かれる予定はありますか?
蒼井:はい、行きます! (チャポンの正体が)バレないといいな…とは思っています(笑)。
――娘さんにとっての「アンパンマン」の世界を大事にしたいですよね。
蒼井:そうですね。娘は本当に「アンパンマン」が大好きなんです。だから、「お母さんが『アンパンマン』でこんな声を出してる」とか思われてもなぁって…(苦笑)。「アンパンマン」の物語を集中して見せてあげられたらと思うんですよね。映画を観に行った子どもたちには、来場者特典でマラカスがもらえるので、皆さんと一緒に映画館で応援したいと思います(笑)。
映画『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』より (C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV (C)やなせたかし/アンパンマン製作委員会2025
――お子さんが生まれてから、「アンパンマン」がより身近になっていることを感じたんですが、改めて思う蒼井さんの「アンパンマン」の魅力は?
蒼井:「アンパンマン」には、いろいろなキャラクターがいるということが素晴らしいなと思うんです。ばいきんまんみたいなちょっと意地悪をしてしまう子もいれば、ばいきんまんの仲間だけどしょくぱんまんが好きなドキンちゃんがいたり、無邪気なコキンちゃんがいたり…そうしたいろいろなキャラクターがいて楽しいというのが魅力ですね。全てのキャラクターにだんだんと愛情が湧いてくるのが、「アンパンマン」のすごさだなと思いました。
――ちなみに、蒼井さんはパン作りをされたりしますか?
蒼井:フライパンで焼ける米粉のパンの作り方を教わったので、それをやってみました。お友達と一緒にできるから、みんなで集まってパンを作ったりしています。生地にソーセージとか、トマトとか好きなものを切って入れて焼くだけなのですが、盛り上がりますし、協調性も生まれたり、どうやって分けるかを考えたり…と、子どもたちにとって学ぶことが多いですし、親も食べられるので楽しいですね。おもちゃで遊ばせると片付けなきゃいけないけど、パンは食べたらなくなるからいいんですよ(笑)。
蒼井優 クランクイン! 写真:高野広美