前島亜美、2ndライブは「ずっと後回しにしてきた自分の気持ちを真ん中にちゃんと持ってきて、楽しめたらいいな」
――2ndシングルには「恋愛主義にクエスチョン」という楽曲も収録されています。
前島:この曲は、私が以前から大ファンであった山崎あおいさんに作詞・作曲をしていただきました。山崎さんはソロアーティストとしても活動をされているのですが、ハロー!プロジェクトさんにライブ映えする超カッコいい曲をたくさん提供されているんです!
制作前に打ち合わせする機会があったのですが、「イントロからギターがギュンギュンするようなカッコいい曲で、ダンスブレイクがあって、ライブ映えする一曲をお願いします」と、リクエストさせていただきました。

――リリックの部分が韻を踏んでいて気持ちよかったです。
前島:聞き心地がいいですよね! 山崎さんが作る曲はメロディも美しくて好きなのですが、歌詞の繊細さも個人的には大好きで。今回の「恋愛主義にクエスチョン」は私が打ち合わせのときに「この世の中にうっすらとある恋愛至上主義に違和感を覚えたことがある」という話をしていたことを、山崎さんが詞として紡いでくださったんです。
――恋愛至上主義を感じるときは、確かにときどきあります。
前島:決して恋愛を否定しているわけではないのですが、にわかに聞こえてくる恋愛をいっぱいしているほうが表現力が豊かになるとか、人間として厚みが出るみたいな話については、ずっとクエスチョンがあるんです。そんな私の想いを山崎さんが綺麗な言葉で詞にしてくださいました。
――歌詞に共感しながら歌っている部分もある。
前島:めちゃくちゃ共感しています! 「1000のエピソードよりも 1度きりの運命で」という歌詞がありますが、私もひとつ、ひとつの出会いを大切にしたいという想いがありますし、ラスサビで割と強い言葉が使われているところも、「こういう気持ちで生きているなぁ」と感じています。

