橋本愛「自分に対しての反省ばかり」 18歳に心機一転したワケ
その理由として「この4年間は、自分に対しての反省ばかり。たくさんの作品に出演させていただきながら、女優としての意識があまりにも軽薄だった。『返事ってなに?』というくらい、返事を知らない女の子だったから」とミドルティーン時代特有の反抗期を挙げる。「そういった自分自身の嫌なものの積み重ねは、もういらないものとして捨てて、新しいものが入る隙間を作っていきたい」と心機一転の思いを抱く。
NHK連続テレビ小説『あまちゃん』以降、女優として本格的にブレイク。しかし当の本人は「ここ最近は確かに忙しかったかもしれないけれど、パカパカ仕事が入ってきているわけでもないので『求められなくなるのでは……』という恐怖は常にある」と打ち明ける。それでも「才能がない分、お仕事で出会えた方々には『橋本愛で良かった』と思われることくらいは何かを残したい」とプロとしての自覚は高まる一方だ。
学業と仕事の二束のわらじを脱いで、スタートラインに立ったばかり。「自分はいつ大人の顔になっていくのかな、と考える時がありますね。今とあまり変わっていないのか、それとも結構変わって『あの子が(『あまちゃん』で)ユイちゃんやっていたの?』と驚かれるのか……。私としては早く変わりたいかな」と照れ笑い。これからが本領発揮。様々な経験を通して、橋本は女優として大きく羽ばたいていくのだろう。
映画『リトル・フォレスト 夏・秋』は8月30日、『リトル・フォレスト 冬・春』は2015年2月14日公開。