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キアヌ・リーヴスが告白、新アクション誕生の裏側に“千葉真一”の存在

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 「ジョンは悲しみを抱えている男というところが気に入っています」と語るキアヌ。「過去と決別して一緒になった奥さんと死別し、愛車も愛犬も奪われめちゃくちゃにされてしまう。とことん悲しむジョンがとても情熱的なんです。でも、この作品は復讐劇なのではなくて、“失くしたものをもう一回取り戻すんだ”という物語。暴力の世界でずっと生きてきて、それでめちゃくちゃになった自分をもう一度取り戻したいという…」。

 また、ジョンの殺し屋時代の盟友であり、良き理解者のマーカス役としてウィレム・デフォーが出演しているが、意外にも今回が初共演となる。キアヌは「デフォーの映画は何作も観てきた。経験豊富で素晴らしい役者。共演者をグッと引き込みます」と絶賛。

 話題となっている、“ガンフーアクション”については、「カンフーとガンアクションを混ぜ合わせたのがガンフーで、監督たちが考えたフレーズです」とのこと。その裏には意外なモチーフがあることも明かした。「監督たちは千葉真一さんの影響を多分に受けていると思います。三船敏郎さん、黒澤明監督なども…」。実はキアヌ自身も特に千葉を敬愛しているという。「日本というのはアクション映画の発祥地だから…」と、日本映画へのリスペクトの思いも含まれているようだ。

 気になる続編については、「いいストーリーが出来上がってるよ。今トレーニングをしています」と楽しみなコメント。「できれば年内か年明けに撮影できればと考えています」とのことだ。次回作で監督を務める可能性について問うと「パート2の監督はチャドです。またいつか監督をしたいけど、うーん、どうなるかわかんないな…」と微笑むキアヌだった。(取材・文:田中裕幸)

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