ブラッドリー・クーパー「監督をする時期が来た」 『スタア誕生』リメイクへの本音

『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』『アメリカン・スナイパー』と、3年連続アカデミー賞ノミネートの俳優ブラッドリー・クーパーが、人間的には欠点だらけなものの、類まれな才能とワイルドな魅力で周囲を魅了するシェフを演じた映画『二ツ星の料理人』。今回、そのブラッドリーに本作について、そして噂される“監督業”について話を聞くことができた。
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『二ツ星の料理人』は、人生につまづいた二ツ星シェフが復活をかけてミシュランの三ツ星に挑む美食エンタテインメント。スキャンダルを起こし、料理界から姿を消していた二ツ星のシェフ・アダムを演じるブラッドリーのほか、シエナ・ミラー、ダニエル・ブリュール、オマール・シー、アリシア・ヴィキャンデルと、実力派が勢揃いする。
「ジョン・ウェルズ監督とは、脚本だけでなく、キャスティングについても僕のアイディアを提案したりしたんだ」と、本作には主演としてだけでなく、初期の段階から関わっていたというブラッドリー。本作のヒロイン、シエナ・ミラーの出演は自身からの提案だったと話し、「ちょうど『アメリカン・スナイパー』の撮影をしていて、とにかくシエナ・ミラーが大好きだったからね。彼女は最高だと思ったんだ」と推薦した理由を明かす。
脚本についても「一緒に相談しながら作っていったようなもの」と言い、「監督は書き直しをしたし、脚本家(スティーブン・ナイト)も一緒にその場にいたしね」とのこと。また脚本やキャスティングのほか、編集にも携わっていたと告白した。