野村周平、正義とは“優しさ”「視点が変われば意味合いも変わる」

現在放送中のドラマ『DIVER-特殊潜入班-』(カンテレ・フジテレビ系/毎週火曜21時)で、福士蒼汰演じる黒沢兵悟が所属する潜入捜査官チーム“D班”のメンバー佐根村将役で出演している野村周平。作品では、さまざまな視点から“正義”についての解釈が描かれるが、野村にとっての正義とはどういったものなのだろうか――。
【写真】りりしい表情で前を見据える姿も 野村周平撮り下ろしカット
■再共演の福士蒼汰は「昔から変わらない」
ドラマ『DIVER‐特殊潜入班‐』第3話より(C)カンテレ
「グランドジャンプ」(集英社)に連載されていた大沢俊太郎による人気漫画『DIVER‐組対潜入班‐』をドラマ化した本作。警察内で秘密裏に結成されたD班が、さまざまな犯罪組織に潜入して情報や犯罪の証拠をつかむため、悪に近づき、悪に手を染めながらも、自身の正義で犯罪者に立ち向かっていく。
野村演じる佐根村は、元海上自衛隊員で、エリートコースを歩んでいたが、ある真相を追求するためにD班に入った謎多き人物。同じくD班に所属する、悪を駆逐するためには手段を選ばない兵悟とは、意見が合わないことも多く、ことあるごとに対立する。
福士とは過去に映画『江ノ島プリズム』(2013)やドラマ『恋仲』(2015)で共演経験がある野村だが「昔から変わらないですね。当時から大人の対応ができる方でしたが、ブレずに変わらないってすごいです」と称賛を送る。第2話で、福士と殴る蹴るの激しいバトルシーンがあったが、「身長差があるので、かなりやりづらかったです。届かない上に大きく見せなければいけなかったので」と苦戦した模様だが、野村自身、アクションシーンためにフィジカルを整える準備をしていたという。
ドラマ『DIVER‐特殊潜入班‐』第2話より(C)カンテレ
「この作品の話を頂いてから、2ヵ月ぐらいかけて体重を落として筋肉をつけました。格闘技とかもやったりしました」。この言葉通り、画面に映る野村は、これまで以上にたくましく感じる。