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有村架純、体重を絞って挑んだ 『るろうに剣心』巴役への重圧「期待を裏切りたくない」

映画

■一緒に仕事をした人の期待を裏切りたくない

 過去の作品でも、有村の役柄に向き合う真摯(しんし)な姿勢は、多くの製作陣から高い評価を受けている。そこには彼女の女優という仕事に対する思いが垣間見える。「『次はどういう芝居を見せてくれるんだ』と常に自分たちは試されていると思っています」と語ると、本作の大友監督との再会も大きな刺激になったようだ。

 「以前ご一緒した『3月のライオン』では、出演シーンは少なかったのですが、監督と一緒にキャラクターを作るという作業をさせてもらいました。すごく俳優に寄り添ってくださる監督という印象があったので、そんな大友監督がとても大事にしている作品に、私を信じてお声をかけてくださったというのは本当に感無量でした」と心情を吐露する。


 だからこそ「絶対に『有村架純を呼んで良かった』と思ってもらいたい。承認欲求みたいなものかもしれませんが、一緒に仕事をした方々の期待を裏切りたくないという思いは常に心のなかにあるんです」と強い視線で語る。

 インタビュー終了後「言葉がうまく出ずにすみません」と謝罪していた有村。これまでさまざまな役を演じ、数々の取材を受けてきた有村が、一言一言熟考しながら言葉を紡ぐ姿に、巴という役の重さを感じた。出来上がった作品を観たとき「自分が出演しているにも関わらず、胸が締め付けられる思いでした」と話していた有村の言葉が、作品の持つ重みを物語っている。(取材・文:磯部正和 写真:ヨシダヤスシ)

 映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日より全国公開。

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