蜂の旅人

【解説/みどころ】
1996年に初公開された、アンゲロプロス監督の“沈黙の4部作“の中核作品。過去を捨てミツバチと旅する男と自由に生きる少女、二つの世代の愛を描く。北ギリシャ、フロリナの村。小学校教師スピロの家は、代々養蜂家だったが、今年が蜂との最後の旅と悟り、次女の結婚式を終えると家族も教職も捨て、自らの半世紀を清算する旅へ出る。生まれ故郷ペロポネソス半島を目指しながら、養蜂家仲間やギリシャ内戦をともにした同志を訪ねるスピロは、途中巣立つ瞬間を待つ女王蜂のような少女と出会い、愛を交わす。だが、彼女が去るとスピロは養蜂マスクを付けぬまま巣箱から蜂を放し始めるのだった……。DVDは「テオ・アンゲロプロス全集(3)」に収録。
- キャスト
- マルチェロ・マストロヤンニ/ ナディア・ムルージ/ セルジュ・レジアニ/ ジェニー・ルセア/ ヴァシア・パナゴプルー/
- スタッフ
- 監督: テオ・アンゲロプロス 脚本: テオ・アンゲロプロス トニーノ・グエッラ
- 原題
- O MELISSOKOMOS
- 上映時間・制作年
- 122分/1986年
- 制作国
- ギリシャ=仏=伊
- 配給
- フランス映画社
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