『オッペンハイマー』クリストファー・ノーラン監督×『ゴジラ-1.0』山崎貴監督の対談実現! 映像到着
関連 :
■笠井信輔(アナウンサー)
日本での公開は全世界より大きく遅れた。日本人には過酷過ぎるのか? 否! 強烈な反戦映画であり、繊細な科学者の葛藤を想像を超えた編集と大迫力の音響で描くIMAXで見るべき伝記映画などこれまで存在しなかった。アカデミー賞7部門受賞は伊達じゃない。戦争におけるアメリカの基本精神は今も変わっていないのだ。日本人こそ見るべき映画だ。
■前嶋和弘(政治学者)
ナチスよりも先に原爆開発に成功することは、ユダヤ人であるオッペンハイマーにとって差別との戦いでもあった。ただその「大成功」は永続的な苦しみの拡大再生産の始まりだった。そこに至るまでのオッペンハイマーの心の動きを追体験できるのが、この映画だ。
■中江有里(女優、作家、歌手)
世界を崩壊させるかもしれない、恐ろしく、興奮する場面に居合わせた。映画『オッペンハイマー』は見る芸術じゃなく、体感する芸術だ。
中江有里 女優、作家、歌手
■小林エリカ(作家、マンガ家)
神の力を手に入れようとする人間、男たちの、情熱と、欲望と、その尊大さと卑小さに戦慄する。その美と恐怖と自己中心的な思考を残酷なまでの緻密さで織りあげ、私たちに体感させる。