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ティム・バートン監督最新作『ビートルジュース』の35年後描く映画、9.27日本公開決定

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映画『ビートルジュース ビートルジュース』ビジュアル
映画『ビートルジュース ビートルジュース』ビジュアル(C)2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

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ジェナ・オルテガ

ウィノナ・ライダー

マイケル・キートン

モニカ・ベルッチ

キャサリン・オハラ

ティム・バートン

 1980年代に大ヒットしたホラーコメディ映画『ビートルジュース』の35年後を描く、ティム・バートン監督最新作『BEETLEJUICE BEETLEJUICE(原題)』が、邦題を『ビートルジュース ビートルジュース』として9月27日より公開されることが決定。第1弾日本版予告とティザービジュアルが解禁されたほか、IMAXとDolby Cinemaでの上映も決定した。

【動画】ナレーションは杉田智和! 『ビートルジュース ビートルジュース』第1弾日本版予告

 本作は、『チャーリーとチョコレート工場』や『アリス・イン・ワンダーランド』などで知られる鬼才ティム・バートンを世に知らしめた原点のひとつとも言える、『ビートルジュース』(1988年公開)の35年後を描くホラーコメディ。ディズニースタジオのアニメーターとしてキャリアをスタートさせたバートン監督は、短編2本、長編2本の監督を経て、30歳の若さで『ビートルジュース』を監督し、自身初の全米初登場No.1を獲得。さらに4週連続No.1、11週連続TOP10入りの大ヒットを記録し、第61回アカデミー賞メイクアップ賞を受賞。名実ともにハリウッドのヒットメーカーの仲間入りを果たすと、ビートルジュース役のマイケル・キートンと再びタッグを組んだ翌1989年公開の『バットマン』で一気にその名を世界にとどろかせた。

 ちなみに、『ビートルジュース』は、1988年12月10日にティム・バートン監督作品として初めて日本で劇場公開された記念すべき“日本デビュー作”。当時、人気絶頂の漫才師だった西川のりおが日本語吹替版のビートルジュース役に起用され、アドリブで自身のギャグ「ツッタカター」を入れるなど、“映画史に残る伝説の日本語吹替版”として、映画ファンの間では語り継がれている。

 『ビートルジュース』は、死後の世界で “人間怖がらせ屋”を営む推定年齢600歳のお騒がせ者・ビートルジュース(マイケル・キートン)が、人間界を巻き込んで騒動を起こすホラーコメディ。ビートルジュースは普段は死後の世界にいるが、名前を3回呼ばれると人間界に現れ、人間を怖がらせて家から追い払う、いわば地縛霊や座敷わらしのような存在。つまり、口に出してはいけない名前だ。

 再婚した両親とともに新居に引っ越してきたディーツ家の1人娘で霊能力を持つリディア(ウィノナ・ライダー)が、ビートルジュースを人間界に呼び出してしまったことがきっかけで、新居からディーツ家を追い出そうとするビートルジュースによる幽霊騒動が起こる。そんなビートルジュースの長年の願いは、死後の世界から人間界に移り住むことなのだが、その方法はたった1つ、「人間と結婚すること」。彼は霊能力があり自分を怖がらないリディアに目をつけ、結婚を迫るも宣誓の直前で未遂に終わり、死後の世界に逆戻りするハメになった。

 最新作『ビートルジュース ビートルジュース』では、35年の時を経て母親になったリディア(ウィノナ)と1人娘のアストリッド(ジェナ・オルテガ)が騒動に巻き込まれる。相変わらず死後の世界で“人間怖がらせ屋”を営むビートルジュースだったが、実は彼には死後の世界に妻がいた。身体をバラバラにされて何百年にもわたり封印されていた元妻・ドロレス(モニカ・ベルッチ)が復活し、ビートルジュースへの復讐を誓い、彼の捜索を始める。

 ドロレスの復活を知ったビートルジュースは復讐を恐れ、なんとかして人間界へ逃げ出そうと、今度こそリディアとの結婚を画策。そんな中、1年で最も不気味なことが起こるとされるハロウィンの夜に事件が起きる。リディアの1人娘・アストリッドがひょんなことから死後の世界に囚われてしまったのだ。なんとかして娘を救い出したいリディアは、最終手段としてビートルジュースに助けを求めることに。図らずもハロウィンの夜に、ビートルジュースとリディアはお互いを必要とする状況になってしまい…。

 キャストは、前作から引き続き主人公・ビートルジュースを演じるマイケル・キートンに加え、キャサリン・オハラがリディアの母親・デリアを演じ、当時16歳だったウィノナ・ライダーが娘を持つ母親になったリディアを演じる。

 最新作のキャストで最も注目なのは、リディアの1人娘・アストリッドを演じるジェナ・オルテガ。若干21歳にしてすでに10年以上のキャリアを持つ彼女は、バートン監督が製作総指揮・監督を務めたNetflixシリーズ『ウェンズデー』のヒロイン、ウェンズデー・アダムスに抜てきされ、ドラマは配信直後から世界的大ヒット。ドラマの人気もさることながら、自らが振り付けし、劇中で披露したクセ強の“ウェンズデー・ダンス”が一気に拡散し、レディー・ガガやマドンナが自身のSNSで披露するほど社会現象に。彼女が本作でも再びダンスシーンを披露するのか気になるところだ。

 2024年5月末時点でインスタグラムのフォロワーは3849万人を記録するなど世界中の若者から絶大な支持を受け、ファッションブランド「Dior」のアンバサダーも務めるジェナ。本作では『ウェンズデー』に続き、再びバートン監督とタッグを組み、ハロウィンの夜に死後の世界に囚われてしまうヒロインを演じる。そして、物語のカギを握るもう1人のキャラクターでビートルジュースの元妻・ドロレ役を演じるのは、モニカ・ベルッチ。モニカがバートン作品初出演にして、バラバラにされた身体をホッチキスで全身繋ぎ合わせた、まさにティム・バートンワールドを体現したキャラクターを演じる。そのほか、リディアの婚約者・ローリーをジャスティン・セロー、ドロレスとともにビートルジュースを追うウルフをウィレム・デフォーが演じる。

 第1弾日本版予告には、ビートルジュースの名前を口にする娘のアストリッドに、リディアが「2度とその名前を言わないで!」、「やめなさい!」とキツく注意するシーンが。アストリッドが3回名前を言った後にはビートルジュースが屋根裏部屋に現れ、なにやら騒動の予感が漂う。

 一方、映像の後半ではビートルジュースの元妻・ドロレスが「ビートルジュースはどこ?」と死後の世界で探し回っているシーンや、ドロレスの復讐から逃れたいビートルジュースがリディアを口説いているシーンなどが映し出され、騒動の行方が気になる予告となっている。

 今回の予告のナレーションを務めたのは、高い人気と実力を誇る声優の杉田智和。アクションコメディの傑作『銀魂』の主人公・坂田銀時役で培われた抜群のコメディセンスを余すことなく発揮し、観る者をダークなバートンワールドへと誘っている。

 ティザービジュアルは、不敵な笑みを浮かべるビートルジュースの顔が全面にデザインされたもの。その周りには彼の年齢、住所、職業に加え、召喚ルール「名前を3回呼ぶと、死後の世界からやってくる―」が添えられている。

 映画『ビートルジュース ビートルジュース』は、9月27日より全国公開。

映画『ビートルジュース ビートルジュース』第1弾日本版予告

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