ジョニー・デップ、自分はMe tooの実験台だった 身近な人から不当な扱いを受けたとコメント

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元妻アンバー・ハードと泥沼の名誉棄損裁判を繰り広げたジョニー・デップ。裁判後の自身のキャリアについて振り返り、自分はMe tooムーヴメントの実験台にされたとコメント。身近な人に擁護してもらえず、「不当な扱いを受けた」と明かした。
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Peopleによると、この度ジョニーがThe Sunday Timesのインタビューで、「私は変人だけど、特定のことについては信用がある。中でも忠誠心は誰にも疑われた事がない。同じエージェントを30年も使ってきたのに、彼女は裁判所で、私がいかに扱いにくい人間であるか語った。嘘をつきつつ祝福し、裏では恐ろしいことを言う、それでいて金は死守する。嘘をまき散らす機械のようだ。彼らが欲しいのは金だけだ」と語ったそう。
続けて、「何に傷付いたって、私を不当に扱った奴らがいたことだ。3人はいた。彼らは、私の子どものパーティーにも出席する間柄だったのに、台無しにした」と指摘。「私のために声を上げられなかった人の気持ちは分かる。正しい選択をするのは、非常に恐ろしかったと思うから。私はMe Too以前の人間なんだ。Me Tooの実験台にされた」と訴えたという。
ジョニーは、自身のことを「妻を殴る男」と書いた英紙The Sunを相手取り、イギリスで提訴したが、「妻を殴る男」とした記述は「実質的に事実である」との判決が下り、敗訴。その後、ワシントンポスト紙に寄稿した記事の中で、ジョニーの名前を出さずにDV被害を受けたと訴えたアンバーを相手取り、米バージニア州で提訴した。裁判は生配信されるなど、メディアの注目を集め、2022年6月にジョニー勝訴の判決が下った。その後、両者は和解しアンバーはジョニーに100万ドル支払うことで合意した。
なお、裁判後ハリウッドから離れていたジョニーだが、ペネロペ・クルスと共演の『Day Drinker(原題)』でカムバックが決まっている。インタビューでは、これについて聞かれ、「正直に言うと、ハリウッドを離れたわけではない。もし袂を分かつことがあれば、決して戻らないよ」と語っている。