『時をかける少女』“歴代ヒロイン”をチェック! 大人気女優がズラリ
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細田守の最新作『果てしなきスカーレット』が公開中であるのを記念して、今夜『金曜ロードショー』(日本テレビ系/毎週金曜21時)で細田監督がフリー転身後に初めて手がけた長編アニメ『時をかける少女』が放送される。原作は筒井康隆が1965年に発表したSF小説で、これまで何度も映像化されてきた。今回はそんな『時かけ』歴代ヒロインをプレイバック!
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■ 原田知世

何と言っても『時かけ』と聞けば原田知世を思い浮かべる人が多いのではないか。原田は1983年公開の本作でスクリーンデビューするとともに、同名の主題歌も担当し、ヒロイン・芳山和子を演じると、日本アカデミー賞ほか各映画賞の新人賞を受賞し、一躍注目の若手女優に躍り出た。
近年も女優として活躍している原田は、大ヒットし映画化された考察ミステリードラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)で田中圭と夫婦役で共演したほか、今年公開された映画『35年目のラブレター』では笑福亭鶴瓶と熟年夫婦を演じ、観客の涙を誘った。
■ 南野陽子

映画版第1作から遅れること2年、実はフジテレビ系で単発ドラマ化もされており、そのヒロイン・芳山和子を演じたのは南野陽子だ。南野は奇しくもその数日後にスタートする主演ドラマ『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』(フジテレビ系)で、「おまんら、許さんぜよ!」の決めゼリフとともに大ブレイクを果たす。
80年代、工藤静香らと共に「アイドル四天王」として君臨した南野。その後も活躍し、最近では、神戸松蔭大学の客員教授に就任したことが報じられて話題になった。
■ 内田有紀

1994年にフジテレビが再度ドラマ化したときにヒロイン・芳山和子を演じたのは、当時大人気女優だった内田有紀だった。全5話だったが、河相我聞 、安室奈美恵さん(2017年に芸能界引退)、菅野美穂と当時の若手人気キャストが集結した。なお、筒井康隆が住職役でカメオ出演していた。
内田はその後も活躍し、近年は米倉涼子が主演する人気シリーズ『Doctor-X 外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)で演じた凄腕の麻酔科医・城之内博美が、主人公の大門未知子の相棒的な存在としてはまり役に。
■ 安倍なつみ

この後、1997年の実写映画を挟んで、2002年の新春に放送された『モーニング娘。新春! LOVEストーリーズ』(TBS系)内でオムニバスの1作として放送された『時かけ』。70年代、80年代に人気を博した映画『伊豆の踊子』、『はいからさんが通る』とともにドラマ化され、このときヒロイン・芳山和子を演じたのは、当時モー娘。の人気メンバーだった安倍なつみだ。
安倍はその2年後にモー娘。を卒業し、女優として活動。2015年末にミュージカル『嵐が丘』で夫婦役で共演した俳優の山崎育三郎と結婚し、2022年までに3児を出産している。

