烏丸せつこ主演『八月の杜』8.22公開 1945年東京大空襲から始まる物語
■烏丸せつこ
1945年3月10日・東京大空襲。
犠牲になられた皆様へ鎮魂の祈りを捧げます。
空蝉や 火伏せの杜に 茜射す
■菜葉菜
東京大空襲は過去の歴史となりましたが、今の私たちも決して忘れることなく、後世に語り継いでいかなければと思います。この作品を通してその思いが皆さまに届くことを願っています。
■岩本崇穂監督
本作は、失われた記憶と向き合うひとりの女性の物語です。東京大空襲という出来事は、決して遠い過去ではなく、今もなお当時を生きた人々の記憶の中に静かに残り続けています。わずかな記憶を手がかりに原点を探し続ける姿を通して、失われたものとどう向き合い、どう生きていくのかを描きました。観る人それぞれの中にある記憶や大切な存在を、そっと呼び起こす作品になれば幸いです。
■製作・原案・企画・脚本:竹島秀子
この作品で描きたかったのは東京大空襲という歴史的出来事そのものではありません。戦前の記憶が全くなく両親の名も顔さえも知らないまま、ただ生きることだけを選び続けた一人の女性の最終章を、敬意をもって描きたいと思いました。そして、死を目前にして自分のアイデンティティを知りたいと思う、人として普遍的な願いをも彼女の物語を通して描ければと思いました。

