『まれ』田中泯、土屋太鳳からの印象は「愛しい少年」ビデオレターにはにかむ

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連続テレビ小説『まれ』に出演中のダンサー・田中泯が17日、NHKの情報番組『あさイチ』に登場。自身が携わる踊りへの思いや、『まれ』での撮影エピソードなどを語った。
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幼少期は“盆踊り小僧”と呼ばれるほどに踊りが好きだった一方で、「とても晩熟な子供で、1人の時間が圧倒的に多かったです。そこに引け目を感じたこともありましたし」と振り返る田中。「言葉というものが達者じゃなかったとき、意志を伝えるときはやむなく体を動かすことになったと思います。それが結局踊りじゃないでしょうか」と分析する。
また、番組の進行を務める井ノ原快彦(V6)が、映画『たそがれ清兵衛』でラストシーンに披露する田中の踊りが印象的だったと話すと「僕もビックリしました。普段自分が踊っている姿を映像で見てもつまんないんだけど、なぜか映画なんかだとそのライブ感みたいなものが伝わってくるんですよね」と話し、映画の中で躍動する姿に興奮を覚えたようだ。
田中の“個性的な演技”とのギャップを感じたと有働由美子が伝えると、「私はどこまでもダンサーで、演技を専門にやられている方とは根本が違うような気がするんです、俳優さんのアプローチとは違うのではないでしょうか」と、自身の立ち位置を吐露。
また、この日は『まれ』主演の土屋太鳳よりビデオレターが届けられた。「大先輩なのに失礼だけど、愛しい少年という感じ」というコメントが流れると、「そうなんですかねぇ…」と呟きながら、少しはにかむような笑みを見せる。
さらに『まれ』での衣装を披露。「僕だけメイクしてくれないんですよ。撮影の時になると、みんなメイク室に移動するんだけど、僕だけそれが無いからタバコを吸いながら待っている。で、鉢巻をしたところで“よっしゃ、始まるぞ”となる。(実は)メイクもしたいですよ」と意外なコメントをするなど、踊りの話をしていたときには見られなかった別の表情を見せた。