チャーリー・シーン、HIV感染告白で元婚約者から「知らされなかった」と訴えられる

11月にテレビでHIV感染を告白した俳優のチャーリー・シーンが、元婚約者スコッティーン・ロスに訴えを起こされていることが明らかになった。チャーリーが“スコッティ”と読んでいた元ポルノ女優の元婚約者は、チャーリーから精神的および肉体的な虐待を受け、また彼が性的関係を持つ前にHIV感染を明かさなかったと主張しているという。The WrapやTMZなどの海外メディアが伝えた。
【関連】「チャーリー・シーン」フォトギャラリー
裁判所に提出された書類には、スコッティが2013年に1万ドル(約120万円)でチャーリーと性的な関係を持つことに合意したことが記載されているという。その後2人の関係は恋愛に発展したが、スコッティはチャーリーがHIVに感染していることを薬を見つけて知ったとのことで、始めから知らされていれば、チャーリーと性的な関係を持つことはなかったと主張しているという。
交際中、チャーリーは何回にもわたり、スコッティを押したり彼女の腕を掴んだり怒鳴ったりして苦痛を与え、2014年にスコッティが妊娠すると産まれてくる子にHIV感染の恐れがあるなどの理由で中絶を要求したという。
チャーリーはスコッティに対して、100万ドル(約1億2200万ドル)と彼が主演していた海外ドラマ『Anger Management(原題)』の利益供与の5パーセントを支払うことに合意していたという。しかしそれはチャーリーがテレビでHIV感染を告白する前で、彼は告白の中で様々な人物から脅迫を受けていたことを明かし、今後は応じないと話していた。
チャーリー側はスコッティの訴えに対して反訴する構えで、スコッティの主張を否定しているという。スコッティが求めている賠償金額は不明とのことだ。